CSR/CSVのおすすめ本・書籍

情報をまとめて理解するには、まだまだウェブより書籍なんですよね。

2014年も、週2冊ペースで読んできたので100冊前後は読んだかな。もちろん、CSR関連のものだけではなく、ビジネス書全般です。ですので、週1本ペースで書く書評の約2倍は読んでいます。さすがにCSRの論文はあんまり読みませんが。

CSRコンサルティングをするCSRコンサルタントとしても、CSR関連ブログを運営する者としても、本からの情報は非常に重要ですので、出来る限り時間を取り本を読むようにしてます。

というわけで、2014年に読んできた本・書籍でCSR/CSV関連の話もあり、CSR担当者やCSR/CSVを知りたいという方向けのものをピックアップしました。Amazonのリンクと、僕の書評記事を合わせて紹介しています。

年末年始休みの読書の候補にどうぞ。

CSV(共有価値の創造) / マーケティング

ファーストリテイリング・柳井氏も語る「CSV経営」(ハーバード・ビジネス・レビュー)
日本企業のCSV経営事例の本「ソーシャルインパクト」(玉村雅敏)
CSV経営のマネジメントの要訣を説く本「CSV時代のイノベーション戦略」(藤井剛)
海外のCSR・コーズマーケティング事例集本「グッドワークス!」(フィリップ・コトラー)
・CSRが戦略的マーケティングのカギになるのか?「コトラー8つの成長戦略」

CSR経営

コンシャス・キャピタリズムの解説書「世界でいちばん大切にしたい会社」
レジリエンスの経営とリーダーシップを学ぶ本「未来企業」(リンダ・グラットン)
CSR活動の実践のための本『新版 CSR経営戦略: 「社会的責任」で競争力を高める』(伊吹英子)
CSRに興味がある投資家にオススメの一冊「グリーン投資戦略ハンドブック」(荒井勝[訳])

理念によって企業を作る術を学べる「理念経営—その強さの裏にあるもの」(ダイヤモンド経営者倶楽部)
CSRにもつながる“知の系譜”で経営を読み解く書「領域を超える経営学」(琴坂将広)
中小企業のCSRを具体的に学べる書籍「これからのCSRと中小企業」(商工総合研究所)
経営者の二大経典をまとめた良書「ドラッカーと論語」(安冨歩)

CSR関連情報

CSRデータベースの決定版! 東洋経済「CSR企業総覧2015(2014年 12/3号)」
環境問題に取組む前に読みたい書籍–日経エコロジー「環境キーワード事典」
寄付まわりの最新情報を網羅した良書『「寄付」のすすめ』(近藤由美)
CSRを多面的に理解する入門書「CSR検定(3級)-公式テキスト」

組織論/労働慣行

CSR的な企業評価ガイド「本当のホワイト企業の見つけ方」(岸本吉浩)
女性が安心して働ける会社をまとめた良書「ホワイト企業」(経済産業省)
ブラック企業労働論『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』(日野瑛太郎)
人材育成からみる企業価値とCSR「ホワイト企業」(高橋俊介)
ダイバーシティ経営の入門書「会社の未来は女性が拓く!」(植田寿乃)
女性が活躍する企業事例のダイバーシティ本「なぜ、女性が活躍する組織は強いのか」(麓幸子)

コミュケーション

行動心理学・行動経済学から学ぶCSRの極意とは? 「お金と感情と意思決定の白熱教室」(ダン・アリエリー)
CSRを含めた潮流を丁寧に解説する本「統合報告書による情報開示の新潮流 」(宝印刷)
CSR報告書作成にも役立つ本「広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい」
CSR的なブランド体験プロセス「エクスペリエンス・ドリブン・マーケティング」(朝岡崇史)

まとめ

もちろん、ここには載せていないCSR/CSV関連本もあるわけですが、このあたりから数冊ピックアップして読んでもらうだけでも、相当知識はつけられると思います。

最新事例などは、当ブログを最低週1回でもチェックしてもらえれば、それで十分情報を得られるでしょう。僕が1記事書くと1〜2時間かかりますが、皆さんは2・3分で読めるんだから、読まない理由はありません。しかも無料・会員登録もありませんから!

というわけで、2015年もいろんな本を読んで、読書メモを一生懸命していきたいと思います。さて、2015年はどんなCSR関連本に出会えることやら。今から楽しみです。

ピックアップ
これだけは読んどけというCSR本・CSR入門書籍15選[2013年版]