研究会概要

2024年4月より法政大学で「サステナビリティにおける社内浸透(インターナルコミュニケーション)研究会」(以下、研究会)を立ち上げ議論を進めています。研究会はハイブリット(対面・オンライン)で行い、対面会場では研究会終了後30分間交流会を行います。2024年11月1日時点で企業のサステナビリティ推進担当者を中心に100社120名ほど参加しています。研究会はすべて日本語で行います。

研究会の前半はゲストを含むキースピーチを行い、後半では参加者を含めた質疑応答/ディスカッションを行います。そのため毎回ではないものの参加者に発言をいただく場面があります。ただし、各社で社内浸透の推進レベルはさまざまだと思いますので、未実施の企業担当者は感想をご発言いただければ結構です。また研究会では社内浸透を体系的に整理していきますが、完全なアカデミックな場というわけでもなく、現場感覚を活かしてまとめていきますので実務担当者の方の学びも多くあると考えています。

隔月の定例研究会以外にもワークショップ(対面・オンライン)を不定期で開催します。また、対面参加者同士でコミュニケーションを取るために、研究会後に飲食店での懇親会(東京・市ヶ谷)も行います。研究会後の懇親会はオンライン限定参加の方でもご参加いただけます。

参加対象者は「自社のサステナビリティの社内浸透に関わる企業担当者」とします。所属部署や社内浸透の推進レベルは問いません。また組織規模や業種も問いませんので、未上場の中堅中小企業の担当者でも参加いただけます。運営の都合上、人数制限があります。対面、オンラインともに各社1名まで参加可能とします。事前課題は原則ありませんが、大学の研究活動としてアンケート回答や個別インタビュー等の依頼をさせていただく場合がありますので可能な限りご協力ください。アンケート(10分程度)は原則すべての方にご対応いただきます。

社内浸透を体系的に理解したい、社内浸透を実施しているがあまり成果が出ない、これから社内浸透を進めるが何から始めればよいかわからない、社内浸透の他社事例を知りたい、社内浸透に関して他社担当者と意見交換したい、などの課題をお持ちの企業担当者はぜひご参加ください。なお、コンサルティング会社等のサステナビリティ支援事業会社のご所属の方はご参加いただけませんのでご了承ください。

2024年度 実施概要

日程:2024年4月〜2025年3月
住所:法政大学・市ヶ谷キャンパス(JR市ヶ谷駅より徒歩10分)
地図:https://www.hosei.ac.jp/ichigaya/access/
時間:15:00〜16:30(終了後30分間は交流会、対面のみ)
方法:対面およびオンライン
定員:対面30名(募集終了)、オンライン100名
参加費:無料

◯募集期間
一次募集|2024年3月1日〜2024年4月30日
二次募集|2024年7月8日〜2024年7月31日
三次募集|オンライン参加のみ受付中(2024年11月1日〜)
※2025年度は「2025年3月上旬」より募集予定です

◯備考
・会場の詳細は参加者に直接お伝えします。
・対面参加の場合の持ち物:名刺、筆記用具、パソコンなど(パソコンは必須ではありません)
・オンライン参加は「マイクで発言できること」が条件です。
・研究会終了後に「懇親会(飲食あり)」を実施します。
・懇親会は法政大学市ヶ谷キャンパス周辺で行います。

参加対象者

・企業のサステナビリティ推進担当者(専任、兼任問わず)
・企業の社内浸透施策に関わる担当者(経営企画、広報、人事、総務など)
サステナビリティ領域の研究者(募集終了)
※原則としてすべての研究会に参加できること

実施スケジュール

■2024年度
 第一回 2024年5月13日(月)15:00〜16:30「サステナビリティにおける社内浸透とは」
 第二回 2024年7月8日(月)15:00〜16:30「投資家から見る社内浸透とは」
 第三回 2024年9月9日(月)15:00〜16:30「社内浸透実務の傾向と対策」
 第四回 2024年11月11日(月)15:00〜16:30「企業事例発表」
 第五回 2025年2月10日(月)15:00〜16:30「社内浸透におけるインパクト評価」
 第六回 2025年3月10日(月)15:00〜16:30「オープンセミナー」

■2025年度(予定)
 第一回 2025年5月中旬「社内浸透 × マネジメントプロセス」
 第二回 2025年7月中旬「社内浸透 × コミュニケーションプロセス」
 第三回 2025年9月中旬「社内浸透 × パーパス」
 第四回 2025年11月中旬「社内浸透 × 企業事例」
 第五回 2026年1月中旬「ディスカッション(書籍をベースに)」
 第六回 2026年3月中旬「オープンセミナー」

◯備考
・研究会のテーマは状況によって変更になる場合があります。
・定例会以外にも参加者同士ワークショップを不定期で開催します。
・第六回は研究会会員以外も参加する「オープンセミナー形式」です。

研究プロジェクト概要

法政大学 イノベーションマネジメント研究センター 研究プロジェクト」として、2024年4月〜2027年3月の3年間でサステナビリティにおける社内浸透をテーマにした研究会を実施します。隔月で開催し参加者との議論を通じて今後のサステナビリティの社内浸透のあるべき姿をまとめます。研究のアウトプットしてはオープンセミナーおよび書籍出版(2025年12月発売予定)を予定しています。

プロジェクトメンバー略歴

・北田皓嗣
法政大学経営学部 准教授。専門はサステナビリティ情報開示、サーキュラエコノミー,サステナビリティへの従業員の認知。ISO/TC323 (Circular Economy)のexpert(日本代表)やISO/PC 343 Sustainable development goals (SDGs) managementの国内委員会委員を担当。Journal of Cleaner Production やJournal of Material Cycles and Waste Management などに複数の論文を発表している。著書は『創発型責任経営』(日本経済新聞出版、共著)など。

・安藤光展
法政大学イノベーション・マネジメント研究センター客員研究員。サステナビリティ・コンサルタント。一般社団法人サステナビリティコミュニケーション協会・代表理事。専門は、サステナビリティ・マネジメント、サステナビリティ情報開示。著書は『未来ビジネス図解 SX&SDGs』(エムディエヌコーポレーション、単著)『創発型責任経営』(日本経済新聞出版、共著)ほか多数。

関連活動

2024年11月:『広報会議2024年10月号』(宣伝会議)で、北田・安藤のインタビュー記事「従業員が“腹落ちする”コミュニケーションとは」が公開されました。

2024年09月:国連グローバルコンパクトの日本支部「グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン 社内浸透研究分科会」の9月定例会にて、安藤が「サステナビリティにおける社内浸透施策とマネジメントの課題」をテーマにした講演を行いました。 

お申し込み

※現在は「オンライン参加」でのご登録のみ受け付けています※

お申し込みは以下の参加フォームよりお願いいたします。また本件に関するお問合せは「お問合せフォーム」からお願いします。エントリー後、事務局で登録情報を確認し追って担当者から登録終了のメールを送らせていただきます。なお、サステナビリティ領域の事業支援の方(サステナビリティ推進担当者を顧客とする会社の方)はご参加いただけません。

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