サステナビリティページの評価・分析
「サステナビリティサイトの第三者評価」とは、サステナビリティサイト(サステナビリティ関連のウェブコンテンツ、以下サイト)を現状分析し、課題発見と解決策提案をセットで提言する、専門家によるアドバイザリーサービスです。サイトの課題を明確にし解決案を知ることでより質の高いサイト運営が期待できます。[情報更新:2024年1月]
※「統合報告書およびサステナビリティ・レポートの第三者意見」は別サービスになります。詳しくは「レポートの第三者意見」をご覧ください
なぜ第三者評価が必要なのか
サステナビリティ情報開示の「質」を上げるには何が必要か考えたことはありますでしょうか。答えは「フィードバック」です。開示した情報が「良いか、悪いか」は、情報の受け手となる読者が決めることであり、企業が決められることではありません。また、ステークホルダーにインタビューしたとしても、ステークホルダーは情報分析のプロではないため、適切なフィードバックを得られないことも多々あります。そのため、自社でも、コンテンツ制作会社でも、ステークホルダーでもない、客観的にフィードバックができる情報開示の専門家の第三者評価が必要になるのです。
国内大手企業はサイトの運営・制作に相当なリソース(予算+人)をかけるのに、専門家による第三者評価に数十万円を払う予算を使うことはあまりありません。このような状態では、現在の情報開示が「良いか・悪いか」を判断しようがありません。フィードバックがない(PDCAがまわせない)状態は、致命的であると言えるでしょう。そのため、第三者評価によって情報開示の良い点と改善点を明確にすることで情報開示の質を上げることができ、様々な成果(アウトカム)が期待できるようになります。
これらの課題解決に貢献できます
・サイトのリニューアルを考えていて専門家のフィードバックが欲しい
・3年以上有識者からのフィードバックを得ておらず自社の課題がわからない
・機関投資家やESG評価機関を含めたステークホルダーによりアピールしたい
本サービスの3つの特徴
1. 実務的でハイレベルな評価
箔付けとしての第三者意見ではなく、現場のプロフェッショナルが客観的で実務的な分析とアドバイスを提供します。サステナビリティ経営に関する書籍を出版していて、毎年全上場企業および大手非上場企業のサイトを目視でチェックしている国内唯一の担当者が評価を行います。
2. 優れたコストパフォーマンス
成果物に対してコストパフォーマンスに優れたサービスであると自負しています。低予算で課題発見から改善策提案までを行うことができます。
3. 課題解決に貢献するアドバイス
分析レポート提出後にレビューを実施します。レビューとは、調査分析によって明確になった課題に対して、解決策提示とディスカッションをすることです。本サービスでは、分析レポートの質・量よりもレビューでのアドバイスに重きを置いています。直接のアドバイスのほうが貴社の課題解決に貢献できると考えるからです。
評価対象
評価対象は「サステナビリティサイト(日本語)」です。情報開示の過不足確認、課題の抽出などを通じて現状分析を行い改善案の提示をレポーティングします。情報の受け手となるステークホルダーにわかりやすく伝え、より評価を獲得するための方法論をセカンドオピニオンとしてお伝えします。なお、個別のESGインデックスおよびレーティング対応度調査は行いません。
実施内容
国内全上場企業のサイト調査を行ってきた評価フレームワーク(※)による分析を行います。分析方法は、サステナビリティ情報で開示すべきとされる独自設定した18テーマの主要要素を軸に、評価テーマに紐づく詳細項目で調査を実施。ISSB等の国際開示ガイドラインで重視される枠組みである4つの開示構成要素「ガバナンス・戦略・リスク管理・指標と目標」を包括的な評価要素とした。サイト/ページの特性とあるべき姿を考慮し、財務的影響も考慮したダブルマテリアリティ視点を取り入れています。調査対象企業へのヒアリングやアンケート調査はなく、専門知識を持つアナリストらが目視で全サイトの公開情報のみ調査します。
※「サステナビリティサイト・アワード2024概要(2024年1月発表)」
実績
大手食品、大手精密機器、大手小売、大手保険、ほか上場企業を中心に数十社の実績があります。傾向としては、すでに一定のESG評価を得ている企業が、さらに一段階評価を上げるために活用いただくことが多いです。また、調査実務において遅延やトラブルは過去10年で1度も発生しておらず、業務進行に関しての品質にも自信があります。既存顧客から問合せがあり対応に困っているという、サステナビリティ関連報告書の制作会社のご要望にも対応しています。
評価担当者
安藤光展/サステナビリティ・コンサルタント
一般社団法人サステナビリティコミュニケーション協会・代表理事。法政大学・客員研究員。専門はサステナビリティ情報開示。著書は『未来ビジネス図解 SX&SDGs』ほか多数。全上場企業および大手非上場企業の約4,000社のサステナビリティサイト調査を毎年実施しており国内トップクラスの情報量と知見があります。[詳細プロフィール]
実施プロセス
お申し込み
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正式受付
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(契約書作成、取引者登録等の管理業務)
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調査・分析の実施
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「分析レポート」の提出(「正式受付」より約2〜3週間)
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面談(レビュー:最大120分)
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終了
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請求書発行(原則:月末締め・翌月末支払い)
※公開情報の評価になるので「事前打合せ」は行っていません。
※レビュー時間(最大120分)を分割しての対応はしていません。
費用/納品
■費用
20万円(税別)
※レビューはオンライン・対面どちらにも対応可能ですが、対面の場合は別途交通費等が必要になる場合があります。
■納品物
・「分析レポート」(パワーポイント20ページ程度)
■実施期間
お申し込みから「1.0ヶ月」です(期間は目安です)
よくあるご質問
Q:第三者評価と「サステナビリティサイト調査」との関係性はありますか。
A:関係性はありません。本サービスにおいては、アワードの主要評価項目を活用していますが評価方法が異なっています。また公平性の観点から過去データを含む個別企業評価データや詳細評価項目の提供および販売を行なっていません。
Q:第三者評価を受けると「サステナビリティサイト・アワード」の格付けは上がりますか。
A:本サービスはアワード調査におけるノウハウやデータを一部活用していますが、詳細評価項目等は非公開であり具体的なアドバイスは実施できません。またアワードは特定の評価項目を開示すれば上がるものではないため、本サービス提供と格付け向上に関連性はないと言えます。
Q:分析レポートはどのようなものになりますか。
A:評価項目ごとの評価コメントと課題解決案の提示を含めた、比較的簡易なレポートになります。本サービスの特徴として、レポートの情報量よりもレビューでのアドバイスに重きをおいており、レポートは対話の一つの資料という位置付けです。
Q:サイト制作会社ですが当社顧客へのサービス提供はできますか。
A:できます。実績も多数ありますのでお問い合わせください。
Q:実施実績の企業名を教えてください。
A:実績に関しては業界名以上の情報開示をウェブではしていません。お問合せください。
Q:ESG評価機関対応の分析できますか。
A:原則として、サイトにおけるESGインデックスおよびレーティング対応は本サービスに含まれていません。
Q:サステナビリティレポートの「第三者意見」とは違いますか。
A:別サービスになります。詳しくは「第三者意見」をご覧ください。
お問合せ
本件に関する質問/相談については【お問合せフォーム】よりお願い致します。ご検討よろしくお願いいたします。