CSR企業総覧2015

2014年11月25日。本日、ヤツが発売となります。

東洋経済新報社「CSR企業総覧」の2015年版が本日発売です。CSR部でどこまで書籍購入が許されるのか知りませんが、これを買わずしてCSRを語れるか!というような大ボリュームのデータベースです。特典として数kgあるので、筋トレもできます。

掲載されているのは、CSRでの「有名・優秀・優良」な企業です。

ここに掲載される情報が集計され、日本で一番有名なCSRランキング「東洋経済CSRランキング」になるので、ランキングを気にする企業担当者は絶対チェックすべきでしょうね。

ちなみに、以前「CSRランキングを上げるコツ」をお聞きしたことがありまして、公表できなさそうな話もあるのですが、シンプルに言えば「質問に全部答えること」だそうです。

情報開示をしてね、ってことのようです。当然といえば当然ですね。質問に答えてもらわなければ良いも悪いも評価できないですからね。

東洋経済だけではありませんが、そもそもCSRランキングは、他社と比較困難なCSR情報(非財務情報)が評価され、CSRを相対的に比較できる唯一に近い存在です。

特にライバル企業や同業他社が自社よりランクが上だと…ショックではありますよね。がんばって情報開示しましょう。このランキングをCSR活動のKPIにしている会社も実際ありますし。

また、この手の調査では、CSR担当者が全部質問項目に答えたとしても、上司や役員のチェックで強制的に空欄にされるという都市伝説を聞いたことがあります。数値が低過ぎて公表するのは恥ずかしい(レピュテーション・リスクがある)と感じるのかもしれません。

情報開示って難しいですな。開示しないことが、リスクにもなりえるのに。

ランキングなどの詳細情報は「東洋経済CSRオンライン」ご参照下さい。

個人的に思ったのは、企業連携や法人ファンドレイジングを積極的に行っているNPOに買ってもらいたいかな。企業の様々な側面を知るにはとても役に立つデータベースとなるでしょう。実際、いくつかのNPOで毎年購入している話も聞いたことがあります。

合わせて、東洋経済新報社『CSR企業総覧』編集長・岸本さんの書籍「本当のホワイト企業の見つけ方」も読むと、結構実践的な知識が得られると思います。

今年こそは買おうかなとも思ったりしますが、3万円という価格は、内容と同様、インパクトあり過ぎです…。ていうか持ち運びできるサイズじゃないし…。(筋トレ用の鉄アレイを買うと思えばいいか…)

※注意:CSRランキングに関する記述は個人の推測も含まれ、ランクアップの保証をするものではありませんのであしからず。

CSR企業総覧2015

企業評価の新たな視座・尺度として着実に浸透してきたCSR(企業の社会的責任)。小誌は、上場企業を中心とする有力・先進1305社におけるCSRの取り組みを、豊富なオリジナルデータを含む国内最大規模のデータベースから企業ごとに紹介。日本企業、ひいては、日本の経済社会のCSRの「いま」と「これから」を知るためのCSRデータ決定版。CSR、IR、広報、環境、人事等の各セクションのご担当者はもちろん、投資家や企業研究に関わる方には必携のデータブックです。

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