結局CSRとは何か?

結局CSRとは何を指すものなのでしょうか。

CSRとは、とても範囲の広い概念です。ですので、ISO26000というCSRの国際規格で規定されたりしています。BtoBでもBtoCでもCSRそのものには差はほとんどありません。

ただ、国際規格で規定されたからといって、それが自社の活動に馴染むかというとそれは別問題です。年末ということもありますし、2013年に当ブログで書いてきた、「CSRをどう定義するのか」を振り返ってみましょう。

とくに、考えさせられる話題を10記事ピックアップしましたので、ご参考までに。

CSRの意味を再定義するための記事まとめ10選

1、CSRに地図(計画)はいらない!CSRのコンパス(目的)を作る為の定義とは
「世界の変化のスピードがこれだけ速くなると、〈地図〉はもはや役に立たない。必要なのは〈コンパス〉です。」

2、CSRの問題点(ボトルネック)を確認しよう! CSR推進を妨げる3つのパターン
そもそも、なぜ、CSRをしなければならいのかを考えることが重要です。

3、御社のCSRとは誰のため? BtoB企業がすべきCSRの3つのポイント
CSR活動の方向性に迷ったり、悩んだりしたときこそ原点(あなたの会社のミッション)に戻りましょう。

4、サスティナビリティで“儲かるCSR”を構築するための3つのポイント
「CSRの追求は企業の最善の利益とはならないのではないか」。企業がCSR活動をするあたり、100%この質問が出る事でしょう。CSRや社会貢献活動は企業の利益に貢献するのか、と。その答えです。

5、中小企業の“CSRをすべき理由”をまとめた冊子「CSRチェックリスト」
CSRですごく重要なと思うのは、地域社会などから「必要とされる企業になること」かなと。

6、人権CSRの論争?むしろ企業はブラックでもいいのかもという件
よくよく考えてみると、ブッラク企業の実態の多くは“グレー”だと思う。黒と白の間にグラデーションで濃淡ができているイメージ。

7、コレさえ見れば社会的課題解決のプロ?な社会的課題まとめ12選
社会貢献とは、社会的課題解決に取り組む活動のこと。まずは、その領域を知りましょう。

8、社会貢献や“勝ち負け”だけはない企業倫理「三方よし」
CSRの現場でよく聞く「三方よし」ですが、成立時期と成立理由を知っていますか?

9、CSR社内研修の意義とは? 社内浸透教育の重要性を再考した
CSRを知らなければ、CSRを浸透させる事はできませんから。

10、CSR部こそCSR以外のことにも目を向けるべき!?CSR部の問題点と未来の形
CSR部はCSRだけを進めればいいわけではないです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

CSRを自社に合った形で定義する。これが、とても難しいのです。

逆に、定義さえできれば、CSRに対する課題や足りない部分なのども明確になります。

また、ビジネスの超絶重要な「何が問題の本質なのか?」を見つけやすくなります。

CSRに関わる方々は、様々な社内の課題を抱えていますが、CSRの定義が曖昧な人がほとんどでした。

CSRに必要なのは、「地図(計画)」ではなく、「コンパス(ミッション)」です。2014年は“計画”だけではなく、“コンパス”のメンテナンスを忘れずに。