ダイバーシティ経営15事例
あなたの会社の「ダイバーシティ戦略」は、企業価値向上につながっていますか?
本稿では「ダイバーシティ」、「女性活躍推進」、「障害者雇用」の3つの視点で記事やレポートを紹介します。
情報量がかなり多いですが、重要な部分ですのでしっかりとチェックしていきましょう。
ダイバーシティ
■DiversityInc ⽶国におけるダイバーシティ 先進企業ランキングの2014年(PDF)
■J-Win ダイバーシティ・アワード(2015)
■昭和電工社長が実践、利益を生むダイバーシティ戦略
■日立製作所 人財統括本部人事勤労本部長兼ダイバーシティ推進センタ長 田宮直彦氏インタビュー
■幼少期の男女格差が将来のキャリア選択と雇用機会に影響
■APEC女性活躍推進企業50選|経済産業省
■50位 -“ダイバーシティ”を理解できない日本人
これらレポートを読むだけで相当勉強になると思います。
各社各様のダイバーシティ経営があるとは思うのですが、重要なのはトップコミットメントと目的でしょうね。ボトムアップでもいいのですが、最終的に経営層のコミットメントがなければ社内浸透はしません。「重要なのはわかっているけど…」という理解レベルでは絶対進まないでしょう。
ダイバーシティ経営に関しては以下のまとめ記事もどうぞ。
・経営効果のある人材戦略!? 経産省「ダイバーシティ経営企業100選」(2015)
・ダイバーシティ経営と女性活躍推進(女性活用)の調査データ9選
・ダイバーシティ経営は企業に収益をもたらすが、従業員が幸せとは限らない
女性活躍推進
■大阪商議所が「女活のススメ」を発行 ── 女性の活躍推進成功企業の事例集
■男性管理職が女性活用に目覚めた瞬間-自らの「内なる偏見」を「感じる」ことで変わる
■女性活躍推進と経済成長-過渡期における過大な期待は禁物
■ドイツ大企業「女性役員を30%以上に」法律で義務化ーー日本でも実現するか?
女性活躍推進(女性活用)はCSRでもホットトピックです。ただし、ダイバーシティ経営と同じく、本質的なアウトカムを無視して“数”だけ整えても経営効果はほとんどないでしょう。むしろ、男性の役職候補者のモチベーションを下げるだけです。
女性活躍推進に関しては以下のまとめ記事もどうぞ。
・女性活躍推進企業のインデックス、東証・経産省「なでしこ銘柄」(2015)
・女性活用は企業業績と連動するCSRの取組みか–データ9事例から浮かぶ事実
・CSRの労働慣行とは? 「女性部長が多い会社」ランキング(2015)
障害者雇用
■歩きスマホや違法駐車……障害者自身の注意にも限界が
■障害者白書|内閣府
障害者雇用については、他社を含めてまずは事例や考え方を深く理解する必要があるでしょう。内閣府の障害者白書は、すべてが企業に関連する項目というわけではありませんが、エビデンスとして確認することをオススメします。
障害者雇用に関しては以下のまとめ記事もどうぞ。
・障害者雇用はCSRなのかー10年連続・過去最高伸び率の先にあるもの
・障がい者雇用における、企業と障がい者の壁とCSRとは何か
まとめ
企業にとって人材以上に大切なものはありません。
ダイバーシティ経営にせよ、女性活躍推進にせよ、障害者雇用にせよ、目的を明確にしていきましょう。中途半端な対応で結果につながらないのではもったいないじゃないですか。
情報収集をして、経営計画に盛り込み、企業価値向上のために、社内人材のエンパワーメントをしていきましょう!