CSRにおけるエンゲージメントとは

エンゲージメントとは、つながり・絆などと訳されます。結構強めの状態でつながっている状態のことです。婚約のこともエンゲージメントといいますよね。

ソーシャルセクターにも詳しい、コモンズ投信の渋澤さんも「エンゲージメント」が重要と言っていますし、CSRコンサルタントの先輩である竹井氏も「エンゲージメント」が重要であると言っていたので、あー、ウェブ系ではよく耳にするけど、CSRやソーシャルセクターでも今後使われていくんだろうな、と感じたのでメモを。

このあたりは、共感マーケティングとか共創マーケティングとも表現される分野です。CSRの社内浸透(社内教育)の話題では必ず押さえておきたいポイント。しかし、前置き長っ(笑)

価値の目線を合わせる

エンゲージメントって、日本語にしにくくて、僕は「価値の目線を合わせる」って表現を使っています。

エンゲージメントとして、誰と誰のつながりを指すかは文脈によって異なります。CSRにおいては、「ステークホルダー・エンゲージメント」というワードは比較的認知度が高いかと思います。

ステークホルダーってめっちゃ範囲が広いから、結局ステークホルダー・エンゲージメントっていうと、また意味がわからなくなっちゃうという、ね。まぁ、いいでしょう。

ちなみに僕は、CSRとしてエンゲージメントというキー・コンセプトの中していくには、KPIを設定することが重要と考えています。エンゲージメントの最適化をどのように把握するのか、我々が望む行動をターゲットが取ったかなど、定量化可能な計測をPDCAをまわす必要があります。

測定できないものは、管理できません。以下で、エンゲージメントを考える上でヒントになりそうな記事を3つほど紹介します。

企業はCSRとしてボランティア活動をすべきなのか
バリュー・エンゲージメントでCSRの社内浸透が進む理由とは
知っておいて損はない!CSRマーケティングの決定版、共感マーケティングメソッド「3E」

まとめ

エンゲージメントというワードはカタカナということもあってか、CSR領域では社内浸透の話題で出てくるくらい?なのかも。

企業活動として、CSRだ社会貢献だ言うのはいいのですが、具体的にPDCAをまわしていくと、きっとこのエンゲージメントの壁に突き当たります。

企業と社会、CSR部と従業員、従業員と顧客、様々な関係性がありますが、人が存在すれば、エンゲージメントを考慮する必要があり、CSR活動の効率化にもつながるのかなと。インパクト出してナンボですからね。

とりとめもないメモとなりましたが、今後、大注目の概念「エンゲージメント」をまずは知ってもらうということで。

エンゲージメントのヒントとなるような以下の記事も参照いただき、それこそ、僕と読者のあなたとのエンゲージメントを強められればと思います(むりかもしれませんが…)

良いCSRとは、CSRが定義されマテリアリティを決めることかもしれない
CSRが社内浸透しない最大の原因“行動のジレンマ”とは何か
“社会を変える”とは、誰かを否定することから始まる