ISO26000(SR/CSRの国際規格)の、7つの原則・7つの中核主題

ISO26000の7つの原則と7つの中核主題

ISO26000(SR/CSRの国際規格)を改めて見直した。

ISO26000とは、2010年11月1日に発行された、社会的責任とは何か、そしてそれを実施する上で組織が何に、また、どのように取り組むべきなのかに関する手引きを提供する国際規格であり、組織の規模・業種を問わず利用できるものです。

この規格は手引きであり、第三者認証を目的とした規格ではありません。CSR(企業が主語)だけでなく、様々な組織に関わるものです。

7つの原則
説明責任
透明性
倫理的な行動
ステークホルダーの利害の尊重
法の支配の尊重
国際行動規範の尊重
人権の尊重

7つの中核主題
組織統治
人権
労働慣行
環境
公正な事業慣行
消費者課題
コミュニティへの参画

CSR/SR活動

日本のCSR/SR活動では、「人権」に関する活動が一番進んでいないとも言われていますが、発行から3年・5年・10年と立つ中で確立されていくと思われます。

中小企業でCSR活動をどうやっていいかわからないということがあっても、この手引きを参照することで、足りていない分野や、足りている分野を明確にすることができます。

2011年発行のCSR報告書では今の所、GRIではなくISO26000を参照している所が多い気がします。コレに関しては、来年に期待ですね。今年は、正直、どこも手探り状態(東日本大震災の影響も大きい)。来年以降でないと、実際のところがわからないのですよ。

参考:「日本語訳 ISO26000 社会的責任に関する手引き(日本規格協会)」

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執筆者安藤光展/CSRコンサルタント
CSR/SDGs経営の専門家。著書は『創発型責任経営-新しいつながりの経営モデル』(日本経済新聞出版社)ほか多数。日本最大級のCSR担当者コミュニティ「サスネット」主宰。1981年長野県生まれ。

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