ホンダ、武田薬品、積水化学など–世界的CSRランキング「世界で最も持続可能な100社」(2018)

世界で最も持続可能な100社

2018年もスイスで行われた経済会議である世界経済フォーラム(ダボス会議)期間で発表された「世界で最も持続可能な100社」(Top 100 Most Sustainable Corporations in the World、Global 100 Index、Global 100)。

>>2018 GLOBAL 100

カナダのコーポレートナイツ社が選ぶ「Global 100」は、財務/収益体制、サステナビリティ情報開示、などに関する指標のランキングです。2005年より毎年ダボスで開催される世界経営者会議で発表されています。

日本企業は4社ランクイン

日本企業は、21位:本田技研工業、44位:武田薬品工業、55位:積水化学工業、68位:日産自動車、という選出。選出企業が減りがちでしたが、なんとか4社がランクインしたようです。各社のプレスリリースは以下の通りです。データは、メルアド登録でダウンロードできます。

積水化学工業
武田薬品工業

ホンダと日産はプレスリリースまでたどり着けませんでした…。せっかくのランクインなのに、リリースすら出してないということなのかな?まさかねぇ…。(注:執筆時時点)

参考

世界的CSRランキング「世界で最も持続可能な100社」(2017)
企業市民たりうる世界的な会社のインデックス「世界で最も持続可能な100社」(2016)

ランキングの変化

今年のGlobal100もそうですが、世界に名だたるCSR先進企業であっても、社会の大きな変化に遅れをとるまいと必死に活動をしている様子が見えます。特に気候変動やエネルギー関係の調査項目(KPI)に調整があったようです。

>>Global 100 progress report

ESG投資などもそうですが、この「気候変動への対応」は、事業活動を行う上で非常に重視されています。このあたりの対応ができないと(変化を加速させる競合より早く加速しないと)、Global100のような国際的なランキングには入ることができません。

>>2018 Global 100 methodology

非製造業は難しいとは思いますが、より環境への貢献は、企業評価を上げるために欠かせない要素として確立されたということでしょうか。

まとめ

有名なCSR関連ランキングはできる限り紹介していますが、財務体質の健全性はサステナブルな組織になるためには当然重要なポイントになります。

東洋経済新報社のCSR評価もそうですが、財務状況がよろしくない企業がCSRの側面だけでCSR優良企業と言われることは、今後なくなっていくのでしょうか。

とはいえ、CSR担当者だけでどうにかなるものでもないので、改めて、環境関連の対応は重要で、その開示も今後どうやっていこうか、という視点も重要。

日本では数十社程度しか関係ないランキングかもしれませんが、世界に誇れる企業として来年は4社以上のランクインに期待しましょう!

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csr

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