CSRの社内浸透推進につながると思われる5事例

CSR社内浸透

CSRの社内浸透推進

CSRの社内浸透って難しいですよね〜、え?そうでもない?

CSR推進の課題でよく挙がる「社内浸透」。CSR関連部門からの一方的な情報発信ではなく“体験”や“明確なメリット”を通じて、従業員や経営層に浸透を計るのが良いのかもしれません。

というわけで、本記事ではCSRの社内浸透推進に効果があると思われる事例をまとめました。

マネできないレベルの取組みもありますが、ご参考までに。

CSRの社内浸透

ディノス・セシール

ディノス・セシールでは”街バル”のような、自由参加イベント型の「飲み会」を開催し、社員間の交流促進に効果を上げているようだ。
社員有志により社内で実施し、売上金を環境団体に寄付する”チャリティビアガーデン”など様々な形で”飲みニケーション”による社内交流を図っているが、好評だった”会社バル”も新たな社員交流の場として今後も開催を検討していきたい考え。
「”飲みニケーション”で社内交流を」ディノス・セシールの社員間交流に効果

社内交流の事例ですが、記事ではサラッとチャリティ社内イベントの例もありました。こういう、エンタメ的な入口から、従業員の社会貢献意識の熟成などを行なうのも、CSRの社内浸透には良いかもしれません。

ソニー生命保険

Good Corporate Citizen(良き企業市民)として、社員一人ひとりが積極的に社会貢献活動に参画し、地域社会や顧客からの信頼と支持を得て、継続することにより「信用と信頼」の輪を社会に拡げる活動を行っている。「ボランティア・デイ」では本社社員を中心として、352名の社員が、午前9:00から青山・中野坂上各オフィス周辺の沿道を清掃した。
ソニー生命、地域密着型の社会貢献活動を実践

成果を「地域社会と顧客から信頼を得る」と明確にしているのはいいですね。従業員はこのボランティア活動が、経営効果につながると理解して動けますよね。これはこれでアリかもしれません。

アクサ生命

アクサ生命保険株式会社(以下「アクサ生命」)が、企業の社会的責任に関する取り組みの一環として「第6回社内対抗節電キャンペーン」を実施し、それによる削減額のうち、100万円を寄付したことを発表している。
2015年1月から2月に行った今回のキャンペーンでは節電目標を上回る実績を達成しており、そのなかでも北陸電力管内にある営業店の節電実績が最も高かったことから、石川県にあるNPO法人「NPO法人ガイア自然学校」に寄付を行うとのこと。
アクサ生命が「第6回社内対抗節電キャンペーン」による寄付について発表

社内コンテスト的な、こういった取組みもゲーミフィケーションと言いますか、興味本位からの活動のインセンティブになり得ますよね。ただ「省エネしなさい!」より、ウチの営業所の団結力みせてやろうぜ!と、ノリのいいマネージャーの所は結構結果出せそう。

こういう従業員の巻き込み方も良い例と言えるでしょう。

DHL

国際エクスプレスとロジスティクスのグローバルリーダーであるDHLは、9月3日(木)から 9月13日(日)まで、ドイツポストDHLグループ全体で地域社会への還元や従業員のボランティア精神の醸成を促進する地域社会貢献プログラム「グローバルボランティアデー」を実施しました。
DHL、『グローバルボランティアデー2015』を実施

リリースによれば、日本で3,000名以上の従業員とその家族、友人、顧客が参加したとのこと。規模もすごいけど、自社従業員だけではなく、そのまわりの人も巻き込むというのはすごい。社長が「今後も継続しますよ!」とコミットしている点も素晴らしいですね。

東芝

世界中の東芝グループ従業員20万人が協力し、世界を少しでも良くするために、ひとりではできない大きな力を発揮しよう。そんな思いで「国際ボランティアデー」の12月5日に、世界各地の拠点・個人が一斉に社会貢献活動を行いました。
東芝|東芝グループ社会貢献一斉アクション2014

東芝さんは2015年夏に色々問題があって、CSR評価も……な感じですが、この事例のインパクトはすごいと思います。

ウェブサイトの表記を見るに、実際の参加者数は14万人程度のようですが、それでもかなりの動員ですよね。専用サイトも作ってあるし、今年の「国際ボランティアデー」である12月5日前後にも何かする予定なのでしょうか?そんな余裕ないかもしれませんが…。

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まとめ

CSRの社内浸透って、エンターテイメント性が重要なのかもしれませんね。

コンテストみたいに競争心を煽ったり、ビジネスコンペみたいにして意欲の高い従業員からアプローチするのもありだし、トップマネジメント層がボランティアに参加したり、色々、社内にインパクトを出す方法はありそうです。

CSRの理解促進という意味では従業員だけではなく、トップマネジメント層のCSR理解を促す必要もあります。

まずはCSRがリスクマネジメントや事業機会創出につながるということを伝えるべきでしょうね。CSR活動推進および社内浸透が経営にメリットがあると分かれば、やらないわけにはいきませんからね。



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