Global RepTrak 100
先日「Global RepTrak 100 Report」(世界で最も高評価な企業)が発表されましたのでシェアします。
「Global RepTrak 100」は、コンサルティング企業の米レピュテ―ション・インスティテュート社が作成したランキングです。同社は1997年の設立以来、企業向けにレピュテーション(評価)向上のための戦略を提供しており、世界15か国の24万人を対象にオンラインのアンケート調査を実施。
7つの審査項目(製品・サービス、イノベーション、職場、統治、社会貢献、リーダーシップ、業績)に対する市民の評価を集計し、スコアを算出しランキング。CSR的には「統治」と「社会貢献(市民性)」が関わっています。人権・労働慣行という意味では「職場」も入りますけどね。
というわけで、一般市民が評価するCSRランキング的な側面もあるので、チェックしていきましょう。
世界で最も高評価な企業|トップ20
1、ロレックス
2、ウォルト・ディズニー
3、グーグル
4、BMW
5、ダイムラー
6、レゴ
7、マイクロソフト
8、キヤノン
9、ソニー
10、アップル
11、インテル
12、アディダス
13、ナイキ
14、ロールスロイス・エアロスペース
15、ミシュラン
16、ジョンソン・エンド・ジョンソン
17、サムスン
18、フェレロ
19、任天堂
20、リーバイ・ストラウス&カンパニー
20、アマゾン
Insights from the Global RepTrak® 100
参照
・「世界の高評価企業」1位にロレックス VW社が123位に転落
・3年連続でアマゾンが首位! 最も「高評価の米企業」ランキング
・Global-RepTrak
まとめ
世界各国で質問をしているので、日本企業がたくさん入るということはないですが、日本でも馴染みのある企業がトップ20に並んでいるとは思います。
評判を気にする企業は、顧客目線でコミュニケーションを行なっている可能性も高く、消費者としては選びやすいブランドと言えるかもしれません。企業としては一般消費者は見ないであろう“CSR報告書”以外で、非財務の情報発信が求められているとも言えるでしょう。これは、企業からすれば厄介な傾向ですよ。
こういう評価だと、規模を含めて日本企業でも対等に戦えるところは限られますが、市民評価のCSRランキングという意味では、なるほどねぇ、という形でごらんいただければと思います。評判という意味では、以下のようなCSRランキングもご参考までにどうぞ。
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