コーポレートサイトへの誘導

CSRコンテンツへの誘導。これはCSR担当者の永遠の課題といっても過言ではないでしょう。

特に昨今で重要視される、ウェブでのCSRコンテンツへの誘導は、ほとんどの企業が有用な値で対応できていません。というわけで、世間様はどんな企業に興味を持っているか、ということでランキングにまとめました。

ウェブサイトでの検索(GoogleやYahoo!)がすべてとはいいませんが、ユーザー(読者)が能動的に検索し情報収集を行なっており、「検索回数」に、時代のトレンドの一部が反映されるのは間違いありません。

というわけで、2016年1月時点(2015年1月〜2015年12月)の「検索回数が多い企業」をトップ30まで紹介します。

※「Googleキーワードプランナー」や「Googleサジェスト」などの機能から計測。ランキング上位企業ほど検索回数が多い。

検索される回数が多い企業ランキング

1、トヨタ csr
2、サントリー csr
3、東芝 csr
4、パナソニック csr
5、味の素 csr
6、日立 csr
7、nec csr
8、ntt csr
9、イオン csr
10、ソニー csr

11、キリン csr
12、ホンダ csr
13、マクドナルド csr
14、リクルート csr
15、リコー csr
16、花王 csr
17、東京ガス csr
18、日産 csr
19、富士ゼロックス csr
20、デンソー csr

21、東レ csr
22、任天堂 csr
23、三井物産 csr
24、三菱商事 csr
25、電通 csr
26、アサヒビール csr
27、シャープ csr
28、ブリヂストン csr
29、朝日新聞 csr
30、ikea csr

※検索ワードで記述しており、正式な社名でない場合もあります。
※上位企業ほど検索される回数が多い。
※一部、重複分を加えてあります。

検索数の影響

大きな不祥事があったりすると、「社名 + CSR」というワードでの検索数が増えるのですが、その影響だろうな、という企業さんがチラホラと入っているランキングとなりました。

CSR企業評価や、CSRコミュニケーションレベルが高い企業が上位にくるかとおもいきや、案外そうでもない、という結果に。検索されるということは、テレビや雑誌などのアナログメディアでのCSRにおける情報発信がうまくいって、ネットでの検索につながっているのかな?

いずれにしても、何かの情報を見て、もしくは話題として出てきて、能動的に検索されている企業というのは、CSRコミュニケーション戦略がうまい企業であるとも考えられます。

一般には、メディアや評価機関のアワード・ランキング・インデックスに入ることがCSR評価となりますが、ある意味“内輪の評価”みたいなものですし、検索のほうが純粋な興味ベースの評価として成り立ちそうです。

もちろん、検索して訪れた企業のCSRコンテンツが“最悪なレベル”の可能性あるので、コミュニケーション・プロセスが完成されているかどうかは、このランキングではわかりません…。

まとめ

CSRコンテンツへの集客って、結構難しいと思うんですよ。検索数や訪問数が不祥事の時にしか増えないなんて、それだとさみしすぎます。

ウェブ上だけではなく、オフラインのコミュニケーション活動も含めて、定期的なCSR情報を発信し、コーポレート・コミュニケーションの精度を高めていきましょう。具体例が欲しい?では「CSRコンサルティングの前にコンサルタントが指摘したい「事例くれくれ現象」」という記事を参考にどうぞ。

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