CSR高成長ランキング
先日、『最新版!「CSR高成長」ランキング厳選15社 1位パナホームなど将来期待の企業がズラリ』という記事があったのでシェアします。
僕は、CSR活動は中長期的な経営戦略であり、将来の企業価値向上につながるものだと考えています。
そこでの指標は何かというと、この「成長率」だと思うのです。去年より今年、今年よりも来年、と企業体質を整えていくのがCSRで、その指標が成長性なのです。CSRは栄養素でいうとビタミンみたいなものなのかもしれません(?)。
というわけで、さっそく見ていきましょう。
CSR高成長ランキング
1、パナホーム
2、小野薬品工業
3、日本ユニシス
4、栗田工業
5、丸井グループ
6、味の素
7、アシックス
8、IHI
9、ニチコン
10、王子ホールディングス
11、ANAホールディングス
12、中外製薬
13、伊藤忠商事
14、積水ハウス
15、クボタ
(最新版!「CSR高成長」ランキング厳選15社 1位パナホームなど将来期待の企業がズラリ)
記事では、執筆者のコメントもあるのでぜひ見ていただきたいですが、高成長というわりには、すでに各種CSRランキング等で名前を見る企業もチラホラと。
すでに高い評価を受けていて、更に成長しているということは、今後に期待が出来る企業といえるかもしれません。味の素、ANA、伊藤忠商事、積水ハウス、クボタ、は個人的に注目してます。
あと、記事にもあるのですが、民間のCSRランキングは“超大手”の“全方位CSR”が評価されがちです。それはそれでいいのですが、大手・中堅企業にもCSRも財務体質も良い企業がたくさんあります。こういった切り口のランキングによってピックアップされるのは喜ばしいことです。
また、以下に、その他のCSR関連ランキングの記事をまとめました。興味がある方はぜひどうぞ。
東洋経済のCSR関連調査記事(2015)
・CSR総合ランキング:トップ700社
・CSR企業ランキング:業種別
・CSR企業ランキング:金融/未上場版
・女性が働きやすい:トップ300社
・内部通報が多い:トップ100社
まとめ
僕は、CSRは、企業の未来(将来)を描き、成長に貢献する経営戦略だと思っています。
もちろん、CSRのみではなく企業のビジネスモデルである商品・サービスのクオリティなども含めてが重要。長期的(持続可能)な経営計画を作る時には、CSRの概念を取り入れ、持続可能な成長を描いて欲しいですね。
最近は、中長期経営計画にCSR的な要素が入ることも増えてきている印象があります。長期投資重視の投資家などにアピールしたい項目ですし、いいことです。未来志向や将来性評価も、こういった成長率や成長性から予想する、なんて時代が来るのかもしれませんね。
持続可能な企業の発展は、持続可能な社会の発展にも貢献します。今回の15社には今後も注目です。
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