最新CSR系ランキング「有給取得率300」と「社会貢献支出50」(2014)

CSRランキング

最新CSR系ランキング、“有給”と“支出”

さすが東洋経済さんです。(ステマじゃないよ)

先日、「東洋経済オンライン|ランキング」のコンテンツにて、CSR系ランキングの「企業の社会貢献支出トップ50」と、「有給休暇取得率トップ300」というランキングが出ていたのでシェアします。

CSRと言ってもとても幅が広いのですが、東洋経済さんみたいに、様々な切り口でCSRのホットトピックスを切り取るという団体・メディアはないんです。ですので、このようなランキングを紹介するとどうしても東洋経済さんのものになってしまうのです…。

企業の社会貢献支出トップ50

01、トヨタ自動車 137億円
02、NTTドコモ 82.7億円
03、冨士フィルムホールディングス 82.6億円
04、キリンホールディングス 63.1億円
05、JT 62億円
06、資生堂 54.4億円
07、三菱商事 50.2億円
08、キャノン 45.5億円
09、日本生命保険 39.8億円
10、武田薬品工業 39.7億円

参照:企業の社会貢献支出トップ50

11位以降は、ソニー、第一三共、イオン、パナソニック、東芝と続いていきます。

トヨタの社会貢献支出はダブルスコアのレベルですね。さすがです。137億円って、一つの企業の年間売上レベルやん。ほえ〜。しかし、ここまで予算を投じて、業績にどれだけリターンがあるのでしょうか?僕なんかの一般人レベルですと、想像すらできません。

有給休暇取得率トップ300

01、ホンダ 101.5%
02、ダイハツ 98.5%
03、ケーヒン 98%
04、テイ・エス テック 95.8%
05、トヨタ自動車 95%
06、関西電力 94.5%
07、ショーワ 94.2%
08、ダイキン工業 93%
09、中国電力 92.1%
10、トヨタ車体 91.3%

参照:有給休暇取得率トップ300

11位以降は、日産自動車、旭硝子、アイシン精機、小田急電鉄、豊田自動織機と続いています。

このランキングはですが、直近3年間の平均の数字でランク付けされています。かなり現実的なランキングですね。年によって変動がありすぎれば、数字としての信憑性もないですし、よい指標です。

トップ10はさすがに9割以上の取得率ですね。素晴らしい。天の邪鬼で恐縮ですが、逆に、みんな取得しているのに、取得できていない5〜10%の人たちは誰なのでしょうか?気になるところです。

僕はサラリーマン時代、有給休暇はとってはいけないものみたいな空気が会社にありましたね。そもそも休日出勤をしてたくらいだったし。戻りたくはないけど、今となっていい思い出です。

まとめ

ひとつだけ注意点を。

何かをランキングするということは、恣意的(意図して)なものであり、すべての人が納得できるものではないということだけ、知っておいた方がよいでしょう。

以前、大手のCSR担当者の方が、CSR活動の結果としてわかりやすいから、CSRランキングに入りたくてしょうがいないと。こういったご意見はとても納得できる話なのですが、ランキングに入った所で、肝心の社会へのインパクトないがしろにしては本末転倒ですから。

従業員は、企業活動において最も身近なステークホルダーです。ESの向上は、様々な業績に直結します。そもそも、従業員満足度が全体的に低い会社がCSR活動をしようとしたって無理でしょうね、まずは足下から。

というわけで、売上が上場企業でトップランカーでなくても、このランキングには食い込めます。張り切って有給取得しましょう〜!社会貢献支出は、これっきりは、売上が大きい企業が有利です。

他のCSR系ランキングの項目が気になる方は、「東洋経済オンライン|ランキング」か、僕の解説つきの関連記事をご参照下さいませ。

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photo image by PHOTOPIN


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