CSRランキングならぬ、NGOランキング?
先日、CSRコンサルタントの枝廣淳子さんが「はじめて!企業がNGOのランキングを発表」という記事を書いていたのでメモ。
僕は最近 Green bizを読んでなかったのでありがたいピックアップです。海外メディアしかピックアップしないCSRコンサルタントって世の中の大半ですからね。僕がわざわざチェックする必要もないかと。
それはさておき、NGOに企業がランクづけされることはあっても逆の事例は聞いた事がありません。興味深いですねぇ〜。で、そのランク誰得なの?という質問は受け付けませんのであしからず。
NGOランキング(一部抜粋)
■信頼されているパートナーNGO
ザ・ネイチャー・コンサーバンシー
世界自然保護基金(WWF)
エンバロメンタル・ディフェンス・ファンド
■役に立つ枠組みやサービスを企業に提供してくれるNGO
グリーンピース
オックスファム
ロッキーマウンテン研究所(RMI)
■ブランドに課題のあるNGO
憂慮する科学者同盟
バーゼル行動ネットワーク
トラスト・フォー・パブリック・ランズ
■招かざるNGO
ザ・クライメート・グループ
アース・ジャスティス
アース・ファースト
なぜ日本の事例は出てこないのか
よくわかりませんが、CSRにおけるケーススタディやベストプラクティスとなると、いつも海外の事例が話題にあがるのでしょうか。
日本にも良い事例があるでしょうに。それを発掘するのがCSRに精通した、方々のある意味“社会的な役割”だと思うのです。ですから、僕は出来る限りCSRの事例紹介は日本のものを、と意識しています。
僕もこういう仕事をしていると、中小企業も大手企業もCSRを考えている、もしくは実行しているという企業とばかりお会いすることになります。本当は「CSRって何やねん」みたいな企業にもCSRとは何ぞやということを伝えたいのですが…。
NPOも日本で戦えても、世界では通用しないということなのでしょうか。ぜひ、詳しい方は日本版のランキングも作っていただけるとありがたいです。
NPOマネジメントも、CSRも本格的に浸透するには、最終的に経営者が“気付く”しかないんですよね。
CSR業界のトップランナーの先輩方も良い事例も共有もさることながら、発掘というか啓蒙活動も積極的にして欲しいところ。
わかりますよ。そういう企業は“ビジネス”にならないということは。でも、誰かがやらなきゃ。それこそ、実績も豊富な先輩たちにお願いしたいのが正直な所…。まぁ、僕は命が続く限りやりますけどね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
NGOが企業を評価する、ではなく、企業がNGOを評価する、と。面白いですよね。
で、ふと思ったのですが、このランキングは誰が得するのですかね?
企業がNGOを評価した所で、日本では正直何かが変わるとも思えない…。
まぁ、まずは、こういうランキングがあるんだということを知る事が大切ということですね。なるほど!
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