社会貢献ビジネスはまさに心理戦!コーズマーケティングを成功させる5つの心理

社会貢献ビジネスはまさに心理戦!

あなたは、社会貢献は心理戦だと知っていますか?

消費者が、自分が社会貢献をしていると強く感じることができるような、
コーズマーケティング・キャンペーンが成功しやすいと言われてます。

つまりどれだけ消費者(深く関わるステークホルダー)を巻き込めるかという、
インセンティブ・デザインがうまければより多くの人を巻き込めるということ。

「自分はいい事してるぞ!」という感覚は優越感・満足感が共に高い状態。
この行動をデザインできれば、想定以上の結果を出す事も可能かもね!

というわけで、今回はそんな消費者心理を巻き込むポイントを5つにまとめました。
これからコーズマーケティングを始めようという企業の方、必見ですぜ。

コーズマーケティングを成功させる5つの心理

1、ポジティブ

ネガティブよりポジティブ。

当たり前じゃん!と思うなかれ。
海外でのクリエイティブは恐怖訴求のものも多いです。

恐怖訴求とはざっくり言うと、
「それっていいね!」ではなく、
「これ最悪でしょ?」というネガティブ・キャンペーンのこと。
日本ではあまり馴染まないとも言われてます。

このあたりはポジティブ心理学あたりが参考になるのかも。

必読:CSR活動における従業員満足度向上に役立つ、“幸福感”を高める「ポジティブ心理学」9つのポイント

2、行動心理

行動心理を計算したコミュニケーションをデザインすること。
これがコーズマーケティングにおけるコミュニケーション構築に必須です。

結果はもちろんの事、
まずはキャンペーンに参加してもらわなければいけません。

その手法は様々なものがありますので、
以下の記事を参考にしてもらえればと思います。

必読:CSRコミュニケーションにめっちゃ役立つ、「行動心理学」7つのポイント

3、自己肯定感

「自分はいい事してるぞ!」という感情は、
自己肯定感を引き出すということです。

能力(自分のしたいことができる感覚)、
自律(自分で決定権を行使している感覚)、
人間関係(他者とつながっている感覚)、
の3つのポイントをきちんとおさえてインセンティブ・デザインしましょう。

必読:早起きをすると幸せになれる?社会貢献活動で“幸福感”得るための3の方法。

4、コーズブランド

企業ブランドと、当該企業が支援する分野の親和性が低いと、
コーズマーケティングの効果は弱まると言われてます。

「なんでこの会社がこのアクションやってるの?」
と疑問を持たれたら終わりです。

コーズの訴求はストーリーで語れ、とも言われてますが、
自社がの選定したコーズの必然性は絶対必要です。
自分たちのモチベーションにもつながってきますから。

感情伝染していくくらいのアイデンティティを、
コーズの選定によって引き出すべきなのでしょう。

5、目標設定

消費者が支援しようとしているプロジェクトのゴール達成が近ければ、
より支援しようという気持ちになるそうです。

例)ゴールがまだ20%しか達成されていないプロジェクトと、
既に80%が達成されているプロジェクトの場合、後者の方がより支援しようと感じる。

個人的にはこれはわかる気がする。

やるからには達成させたいし、
もうちょっとがんばれば届く目標というのは、
非常に心が動かされる。

100円の普通のアイスより、もうちょっと奮発して、
170円のめっちゃうまそうなアイスを買うみたいな。
いや、それはちがうか…。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

何か心理を操作するとなると、悪いイメージもありますが、
行動心理を読み、コーズマーケティングの企画・構築をするのは、
まさにマーケティングですので、イメージがどうこうというのはありません。

多くの人を巻き込み、より多くの「困っている人」を減らしていく。
感情マーケティングとか、共感マーケティングなどとも言われていますが、
このあたりのマーケティング領域は今後も注目ですね。


執筆者安藤光展/CSRコンサルタント
CSR/SDGs経営の専門家。著書は『創発型責任経営-新しいつながりの経営モデル』(日本経済新聞出版社)ほか多数。日本最大級のCSR担当者コミュニティ「サスネット」主宰。1981年長野県生まれ。

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安藤光展のプロフィール
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