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日本で唯一のCSR総合評価・格付け! 東洋経済「CSR企業ランキング」(2016)

東洋経済CSRランキング

CSRランキング2016

本日2月29日発売の『週刊東洋経済 3月5日号』(東洋経済新報社)で「CSR企業ランキング(2016年)」が発表されたので紹介させていただきます。

今年も発表されました、日本で唯一ともいえる総合CSRランキングである東洋経済の「CSR企業ランキング」。本記事ではトップ30まで紹介しますが、もっと詳しいランキングを知りたい方は、本日発売の『週刊東洋経済』をお買い求めください。コンビニでも売っています。300位まで掲載されています。

例年通りだと、ひと月遅れ(3月下旬か4月上旬)で、ウェブにトップ700のランキングとして掲載されます。そちらもどこかのタイミングで紹介したいと思います。というわけで早速ご紹介!!

追記:2016年4月13日
最新版!「CSR企業ランキング」トップ700社 1位は富士フイルム、2位に富士ゼロックス

2016年・トップ30

1位、富士フィルムホールディングス(昨年、1位)
2、富士ゼロックス(4位)
3、コマツ(5位)
3、ブリヂストン(9位)
5、NTTドコモ(2位)
6、デンソー(3位)
7、KDDI(15位)
8、リコー(10位)
9、キヤノン(7位)
10、NEC(12位)

11、日産自動車(5位)
12、ホンダ(18位)
13、ダイキン工業(13位)
14、クボタ(32位)
15、JT(17位)
16、トヨタ自動車(8位)
17、信越化学工業(23位)
18、花王(27位)
19、三菱電機(28位)
20、アサヒグループホールディングス(16位)

21、国際石油開発帝石(24位)
22、ソニー(22位)
23、東京ガス(31位)
24、味の素(11位)
24、アイシン精機(25位)
26、積水ハウス(40位)
26、村田製作所(70位)
28、アステラス製薬(20位)
29、東レ(25位)
30、第一三共(50位)

(「週刊東洋経済 2016年3月5日号」より引用)

今年トップ10入りを果たしたのはKDDIとNEC。おめでとうございます。逆に、トップ10からはずれたのは、日産自動車とトヨタ自動車。残念です。また来年期待しております。

ランキングって面白いもので“順位が上がる時”のポジティブなインパクトより、“順位が下がる時”のネガティブインパクト(レピュテーションリスク)のほうがインパクト自体は大きかったりするんですよね。

20位以下は、総合点1点の中に数社入る接戦となっており“あと1点とれていれば順位を最大7つ上げられる”くらいなイメージです。今年は“波乱”はありませんでしたね。トップ20〜30の中でも入れ替えがあったくらいで、100位以下からのジャンプアップはないみたいです。

ちなみに、2015年も2016年も「100位、200位、300位」の企業の得点ってほとんど同じなんですよ。つまり、日本のCSRトップ300社くらいは、順位の多少の変動はあるものの、毎年底上げされているわけではない、と。このあたりの数字をどう見るか。

あと、100位以内の企業で、100位以下から上がってきた企業は、今年は7社だけ。順位の硬直化が進んでいます。CSRを本気でやっている企業はやっているけど、本気ではない企業(本調査回答やCSR活動自体にリソースをかけない企業)はいつまでたっても100位以下である、みたいな。このあたりの数字をどう見るか。

順位表を眺めているだけで、色々な傾向が見えてきて面白いですね。

2015年・トップ10

1、富士フィルムホールディングス(20014年2位)
2、NTTドコモ(1位)
3、デンソー(11位)
4、富士ゼロックス(8位)
5、日産自動車(3位)
6、コマツ(15位)
7、キヤノン(4位)
8、トヨタ自動車(5位)
9、ブリヂストン(6位)
10、リコー(16位)

11、味の素(20位)
12、NEC(18位)
13、ダイキン工業(24位)
14、東芝(10位)
15、KDDI(19位)
16、アサヒグループホールディングス(65位)
17、JT(7位)
18、ホンダ(28位)
19、旭硝子(17位)
20、アステラス製薬(51位)

東洋経済CSRランキング2015より引用)

上記は昨年の、2015年のトップ10企業です。さて、見比べどうでしょうか。僕は半分くらいの企業の担当者の方はお会いしたことありますが、内部事情を聞く限り色々問題もあるみたいです。

以下「CSR企業ランキング」(東洋経済新報社)の過去記事です。僕は親切な人なので、過去5年分のランキング掲載ページもリンクしました。競合調査、CSRランキングの進化、色々参考になると思います。特に初級レベルのCSR担当者は競合のランク順位は確認して、学べる(パクれる)部分はそのまま対応しましょう。

東洋経済CSRランキング2015
東洋経済CSRランキング2014
東洋経済CSRランキング2013
東洋経済CSRランキング2012
東洋経済CSRランキング2011

最近、上場会社でCSR報告書を発行していない企業様から、色々とご相談をいただくことがありますが、まず必要なのが網羅的な情報開示です。経営層の理解があろうがなかろうが、情報開示すべき所はしていかないと評価すらされないのでお気をつけくださいませ。

春から、CSR調査の説明会もあるみたいですし、今期から回答しようという勇気がある企業担当者の方は、適宜「東洋経済CSRオンライン」のページをチェックしてください。東洋経済のCSRランキングが高ければ、その他の評価機関でも評価が高いというわけでもありませんので、各社の細かいCSRデータに関しては「CSR企業総覧2016」で確認してください。

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まとめ

2016年も、非常に興味深いランキングとなりました。順位が上がった企業、下がった企業と色々かと思いますが、一喜一憂しすぎず、2017年は1つでも順位を上げるように、活動と情報開示を進めていきましょう。(というか、回答すらしていない上場企業・大手企業のCSRはどうなっているんでしょうか)

もちろん、国内のCSR動向は誰よりも心得ている自信はありますので、僕にご相談いただいてもOKです!というわけで、以下の大元であるCSRデータ集や解説書もご参考までにどうぞ。



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執筆者:安藤 光展[→プロフィール詳細]