寄付獲得ノベルティのトップ3
先日気になる記事を読んだので、メモしておきます。
▶寄付を獲得するためのノベルティ(特典)に必要な実用性と関係性の深化
これはNPOでなくとも、参考になるデータだと思います。ランキングを見る限り、日本でも同様の結果になりそう。NPOでも企業でもノベルティを作って販売・配布したことある団体の方は特に要チェックです。
人気ノベルティ・トップ3
1、本
一定の寄付(20ドル以上とか)をした人に対して書籍をプレゼントする。
本はよく読むのでもらえたら嬉しいですね。もはや寄付するというより書籍を買って一部が寄付にまわるイメージなのかもしれません。著名なNPOの場合は代表の自伝もあると思いますので、毎月3,000円のマンスリーサポーターの方には配ってもよいかもしれません。
企業のCSRプロジェクトでも寄付を集めている場合があるので、従業員の方が書いた書籍を配ると満足度と再寄付率が高まったりして。そもそも、組織に属する人で書籍出版経験がある人がどれくらいいるか知りませんが…。また、企業のCSRプロジェクトは単発のものも多いので、そもそも、満足度や再寄付率をKPIにすることはないと思いますけど、有効な手段であることくらいは知っていてもよいかもしれません。
企業の場合は書籍というよりは、CSR報告書をポップにした小冊子あたりが現実的でしょう。内容としては、ユニクロが作って店頭配布している「服のチカラ」などが良い先行事例となるでしょう。
2、トートバック
トートバッグは根強い人気を誇っており、2012年は1位だったそうです。
マイバック(買い物時のレジ袋の代用品)としても実際に使えるのがよいですよね。特に海外NGOのものは、寄付時にプレゼントではなく、チャリティ・グッツとして販売されてますよね。企業のCSRプロジェクト参加者に配布してもよさそう。
社名のダサいロゴ(失礼!)が大きすぎると嫌だけど、CSRプロジェクト名のものであれば、プライベートでも使えるかも。使いにくいボールペンとかメモ帳なんかより全然よさそうですね。
このユニセフのエコバック(トートバック)は、買って、家にあります。色とか好きだし、デザインもうるさくないので、時々使ってます。ユニセフは確かキーホルダーもカワイイ感じだった気がします。
3、水筒
実用性トップクラスの水筒。これは貰えると嬉しいですね。企業のCSRプロジェクトに参加したときにもらえれば、当面はそのまま使えそう。
毎日(ほぼ毎日)会社に出勤する人が多いと思いますが、家から飲み物持っていくと、ゴミも減らせるし、経済的です。僕も自宅のウォーターサーバーの水を入れて、毎日使ってます。
そういえば、参加しているプロジェクトの事務所に、Facebookの水筒があったな。僕のじゃないけど。インテリアになっています…。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本稿であなたにお伝えしたいのは、「価値あるもの」を提供しようぜってことです。
たかがノベルティ、されどノベルティです。自分たちの活動の社会的価値を高めていくのはもちろんのこと、こういったグッツなども“使えるもの”を関係者に配布するようにしましょう。できれば、単品でチャリティグッツとして販売できるくらいのものがよいでしょう。
御社のチャリティグッツやノベルティによって、世間のゴミを増やしているなら、本末転倒すぎるのでやめましょう。
類似記事
・最新iPhone5Sでも! 社会貢献できるアップル公式iPhoneケース「PRODUCT RED」
・かわいいCSRとコーズマーケティングの事例!LUSHのエシカルプロジェクト「HAPPY SHARE PROGRAM」