AppleCSR

社会貢献できるiPhoneケース「PRODUCT(RED)」

チャリティやCSRのアピールをあまりしないApple社。

スティーブジョブズ氏は慈善がキライだと伝記に書かれるくらいの人でしたが、そんなAppleでも以前から継続販売しているチャリティ商品があるのです。

それが、「PRODUCT RED」です。

PRODUCT REDは、チャリティ・プログラム対象商品購入金額の一部を「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に寄付するものです。

社会貢献できるiPhoneケース「PRODUCT(RED)」

AppleCSR
最新機種iPhone5Sの「PRODUCT(RED)」のケース

数字が事実を語っています。HIVに感染した状態で生まれてくる赤ちゃんは、現在毎日900人以上。でも、この数は2015年までに限りなくゼロに近づけることができると考えられています。(RED)はAppleのような企業とともに(PRODUCT) RED製品を開発しながら、2015年までにAIDSの感染者がいない世代が生まれることを目指しているプロジェクトです。
製品売上の一定の割合はアフリカのAIDS対策プログラムを推進するための「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に寄付され、プロジェクトのスタート以来、1億9,000万ドル以上、Apple単独でも5,000万ドル以上の資金を生み出してきました。
アップル|(PRODUCT) RED

昨日(日本時間9月11日早朝)に発表されたばかりなので、詳細ページには最新機種のiPhone5Sの話はありませんが、iPhone5Sの製品ページでは、「PRODUCT RED」バージョンのケースについて言及されています。

PRODUCT REDの社会貢献プログラムには、iPod shuffle、iPod nano、iPod touch、iPad Smart Cover、iPad Smart Case、iPhone Bumperなどがあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

このPRODUCT REDというチャリティ商品は、著名ミュージシャンであるロックバンドU2のボノ氏と、NGO団体DATAのボビー・シュライバー氏が発起人となり、2006年1月26日、スイスのダボスで開催された、世界経済フォーラムで発表された企画。すでに7年もたっているのですね。

世界は大きく変わってきていますが、コンセプト、そして、商品を作るというクリエイティビティは変わりません。

アップルはCSR活動として、主に環境や労働といった課題にアプローチしています。

アップル唯一ともいえる、チャリティー商品のインパクトは計り知れません。もし、あなたが、モバイルデバイスのアップル製品をお持ちならぜひ検討してみて下さい。

そう、あなたの手の中から社会貢献ができるんです。アップルなら、ね。

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