エコプロダクツ2010
エコプロダクツ2010について。
エコプロダクツとは、
エコを推進する企業・団体の環境展示会。
毎年、12月に東京ビックサイトで行われています。
CSRのPRとして活用する企業が多い感じ。
当日の様子などは、下記オフィシャルサイトをチェックして下さい。
メモ
NPO/NGOのブースもあった。これは知らなかった。
ファミリー、学生(中学・高校・大学生)、
シニア、もちろんサラリーマン(スーツの人)、
様々な人がいた。僕が行ったのが土曜だからかも。
特に、小学生風な子どもやファミリーが結構してびっくり。
BtoBが多いのかなと思っていたけど、
BtoC的なアプローチをしている団体も多かった。
で、僕の感想。
「ちょっと、ふざけてないか?」
Twitterで当日の情報流している人多かったようですが、
まず会場がエコじゃない。
大量の配布物(紙・グッツ)。しかも実用に堪えないものばかり。
これはアカンでしょう。照明もMAX。
展示物・ブースそのものも、
どうせほとんどがゴミになるものと思われる。
ブース設営もエコで、廃棄物はほとんどがリサイクルされます、
というブースは僕は見なかった。
でも、どこかではするんでしょうね。
ほんとにしてなかったら詐欺ですよ。多くの環境活動と一緒。
一見、エコだけど、結果的にオフセット。
何かでエコして、何かで大量の廃棄物を出している。
それ、問題の解決になっていませんから!!
リサイクルだって限界がありますよ。
廃棄物を減らさなきゃ。
Twitter等を見聞きする限り、あまり評判は良くなかった。
とてもすばらしいコンセプトなだけに残念である。
全否定はしてませんよ。
すばらしいアクションを紹介してくれたブースもたくさんあった。
これも事実。
残念なのはこういったブースが、悪評の中に埋もれてしまう事です。
僕の会社も、デザインを担当したブースがあったので、
今回は見に行った感じです。
環境活動の根本に貢献できず、力不足を感じております。
常々言っておりますが、CSRは企業経営の中枢なのです。
グリーンウオッシュなんてもってのほか。
例えそれがイベント出展であったとしても、
広告・PR会社にデザインを任せきりではなく、
もっと色んな所に気をまわして欲しかったと思った、
エコプロダクツ2010でした。