CSR報告書のトレンド

あなたは、CSR報告書に“流行”があるのを知っていますか?

今回は、2013年に向けて、2012年のCSR報告書の動向を確認。
グローバルでCSR報告書のルールが作られる社会になりました。

ISO26000やIIRC(国際統合報告審議会)の統合報告書の話し。
世界はCSRと企業経営との間にルールを作るというゲームメイクをしてます。
知らないでは世界では戦えません。

というわけで、大きな流れをざっとおさらいしていきましょう!

統合報告

未来を拓くコーポレートコミュニケーション2-統合報告Q&A-

統合報告はCSR報告書・CSRレポートの新たなる潮流。
そうするかどうかは別として、担当者は必読です。

2012年のCSR界の流行語…とまではいきませんが、
今後数年でIIRCの話しも含めて、
議論がどんどんあがってくることでしょう。

2013年のトレンドの一つです。

環境報告ガイドライン

環境・CSR報告の方向性-環境報告ガイドライン2012年版の公表に際して-

全5回にわけて、環境報告ガイドラインの詳細解説をしています。
CSR報告書の人気ガイドラインの一つですからね。
担当者の方は、必ず目を通した方がいいですよね。

まぁ、環境報告だけがCSR報告書の役割ではないのですが、
去年は結構な企業が参照していたし。
僕は150社くらいしかチェックしてないけど。

これも2013年のトレンドになりそうですねぇ。

ISO26000

ISO26000発行から丸二年ーーISO26000のトレンド再考

ISO26000は2010年11月の発行。

トレンドといいますか、
グローバル・ルールとして随分浸透してきた感じがします。

フレームワークとしてわかりやすいので、
ISO26000に準拠したCSR報告書・CSRレポートは、
今後も増える事必須です。
ウェブにおける、CSRコンテンツ制作の指標になることも増えていますね。

参照:上場企業のCSRコンテンツ設置率55%は高いか低いか

2011年CSR報告書・CSRレポート動向調査:資料

参考までに、今年発表された、2011年の動向調査を紹介。

日経ビジネス
ビジネス紙らしい視点の動向調査。

KPMGあずさサステナビリティ
こちらはCSR報告書の国際調査。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

上記の資料は結構役に立つと思いますよ。
2012年のCSR報告書・CSRレポート動向調査は、
2013年春までに各社出揃うでしょう。

出揃ってきたら、僕がまたTwitterかブログで報告しますね。

2013年のCSR報告書・CSRレポートはどうなるのか。
結論、2012年と大きくは変わらないと思いますよ(笑)

傾向はあるにせよ、周りがどうだったかは参考までにしておき、
自分たちが伝えなければいけないこと、KPIなどを最重要として下さい。

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