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Appleのティム・クックCEOが「100人のもっとも影響力のある人々」(米TIME誌、2015)に選ばれましたね。

とてつもない影響力のあった、創業者のスティーブ・ジョブズ氏の後釜なので会社経営も大変なのでしょうけど、こういうアワード受賞は素直に素晴らしいと思います。

というわけで、本記事ではAppleの最近の話題をまとめます。

100人のもっとも影響力のある人々

ティム・クックCEOの「100人のもっとも影響力のある人々」選出の話題を、IT系のメディア中心にいくつかが取り上げていました。

Tim Cook(英語)

その紹介コメントでは市民活動もするジョン・ルイス氏が「ティムは、個人情報権利を強烈に支持して、人権の平等とLGBTの権利を推進するだけでなく、自分自身の行動しながら主張している。クリーン・エネルギーへのコミットメントも、未来の世代のために、地球を少しでもきれいに、少しでも緑にしようというものだ。」とコメントしています。

スティーブ・ジョブズ氏は、チャリティやCSRにはあまり積極的ではありませんでしたが(環境配慮は積極的だった)、ティム・クックCEOのソーシャルマインドは真逆です。ここ数年は積極的なCSR関連情報の開示を行なっています。日本語のローカライズもボチボチ積極的です。

時価総額で世界トップのApple社CEOのソーシャル・マインドが高い。これは、全世界にとって非常に喜ばしいことだと思います。

まぁ、世界でトップだからこそ、その果てしないサプライチェーンにおいて労働問題があったりするわけですが。

Appleとダイバーシティ

最近でも偏ったバランスが引き起こした問題がある。男性だけで構成される社内で作成されたプロダクトは、女性目線が欠ける。AppleはHealthKitを紹介したが、女性のヘルスケアに対するニーズへの考慮が足りなかった。Appleのヘルスケアアプリでは、睡眠時間、体重、心拍数、更には摂取したナトリウム、銅やセレンの量など、多様の指標をトラックすることができる。しかし、何人もの人 が 指摘したように、このアプリは女性の健康にとって重要な指標をトラックすることができない。月経の周期だ。女性の声が聞かれない職場では、このようなことが見落とされることがあるのだ。
AppleはWWDCのスカラシップ数を増やし、ダイバーシティを促進する

Apple全体で見れば、白人男性の従業員が多く、他の文化圏や性別などが分かれたバランスの良い均等な構図はなっていません。実際、商品やサービスを展開して始めて、外部の指摘(つまり叩かれる)があって始めて気付くのでは遅過ぎます。

これはAppleに限った事ではないのですが、様々な視点はビジネスに幅を与え、可能性の話ですが、Appleの言うようにイノベーティブな商品・サービスを生み出しやすくなります。

LGBTや人権への配慮も積極的に行なうようになってきたApple。個人的には、ダイバーシティのコンテンツの日本語ローカライズは期待しています。来年あたり、作ってくれないかなぁ。

Apple|Diversity(英語)

まとめ

Appleユーザー歴10年以上の僕としては、引き続きAppleの動向をチェックし報告していきたいと思います。以下の関連記事も合わせてどうぞ。

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