|カテゴリ:その他

[レポート]CSR Meetup Vol.5「CSR × ネットワーキング」

csr meetup

CSRとは何か、を改めて考えてみる事

CSR Meetupとは、CSR(企業の社会的責任)を一緒に考え、その先の未来を見つめ直す、オフラインの勉強会で、CSRコミュニケーションに興味がある有志メンバーによって運営されています。

CSR担当者同士、CSR担当者とNPO関係者などが議論・交流する場がないと感じ、作ったFacebookグループ「CSRコミュニケーションを考える」のオフラインイベントとなっています。

CSRコミュニケーションを考える」は、グループ発足より2年半を迎え、参加者が1,000人を突破いたしました。お陰さまで、Facebookにおける最大規模のCSR関連コミュニティとなりました。

第五回のテーマは「CSR × ネットワーキング」。

今回は、テーマを“ネットワーキング”とし、新規参加者の方も含めて、CSRについての気付きや新しい視点などをシェアする“知識ネットワーク”と、同じベクトルの仲間を増やす”人的ネットワーク”を得ていただくイベントになりました。

私、安藤から「2014年のCSRのトレンド」について話をさせていただき、そのあと、社会課題ごとにグループを作り、ディスカッションをしました。最後には、名刺交換タイムを設けて、ガンガン名刺交換をしていただきました。

CSR Meetup|気付きシート

参加者の方々の「気付きシート」です。新しい視点を学んだ方、自身の考えの整合性を確認できた方、様々な思考行動があったようです。

個人の雑感

csr meetup

CSRのトレンド

今回は冒頭で「2014年のCSRのトレンド」の話をさせていただきました。

以前、「CSRのトレンド大予測、CSRトレンドの7つの課題[2014年]」という記事を書きまして、CSR領域の専門的なトレンドは7つあることを提示しました。

今回は、CSR関係者だけではなく、NPOやCSRに興味があるという方々もいるという知識レベルが前提でしたので、ざっくりしたイメージしやすい項目を5つにまとめて提示しました。

「女性活用」、「ブラック企業問題」、「コンプライアンス」、「貧困」、「ケイパビリティ」という5つです。2013年はどれも世間で話題になったものばかりですので、イメージしやすいかと思います。

特に注目すべきは「ブラック企業問題」でしょうね。これはNPOにも言えることです。企業の規模に関係なく「従業員の労働時間・給与は適切か?」という課題は、外部のステークホルダーに叩かれたり、優秀な人材の流出が起きる前に、対策すべき、CSR領域の大命題となりました。

2013年には、流行語にもなり、関連書籍が複数出版されたり、厚生省の大規模調査があったりで、2014年・2015年のトピックスになることは間違いないでしょう。

関連記事
・女性活用:大企業のCSR担当者必見! 女性が活躍する企業事例まとめ74社
・ブラック企業:祝・流行語大賞受賞! 「ブラック企業」とは結局何なのか?
・コンプライアンス:CSRとコンプライアンスを再考するための記事10選[2013年版]
・ケイパビリティ:CSR経営は定量化できるのか? 経営戦略の良書「経営戦略全史」

雑感

参加者で「CSRに興味があるが、自分はCSR担当ではない」というビジネス・パーソンが何人もいて興味深かったです。ボトムアップとはいうけど、社内のCSR意識の高い人をCSR担当にする仕組みがなぜ存在しないのか?そのあたりも課題なのかもしれません。

今後は中小企業の経営者層にも来てもらいたいです。そのためにどんなコンテンツを提供するか、という点は考える必要がありますが、CSRを支援したり、ボトムアップするだけではなく、トップレベルへの情報提供ができたら、大きな価値を生む事ができるのかもしれません。

ともあれ、直前に雪が降り交通機関に影響が出ていたので、エントリーの半分くらいの参加になるかと思いきや、ほぼ全員ご参加いただけたので、よかったです。今回は前回より1年半ぶりの開催となりましたが、2014年は、CSRに興味がある人たちに向けて、新しい視点を提供できればと考えております。

ご参加いただいた皆様、お疲れさまでした。ありがとうございました。

過去のイベントレポート

CSR Meetup Vol.1「CSR×ソーシャルメディア」(2011年12月)

CSR Meetup Vol.2「CSRレポートとコミュニケーション」(2012年2月)

CSR Meetup Vol.3「地域CSRとコミュニケーション」(2012年4月)

CSR Meetup Vol.4「CSRガールズとトークしよう!」(2012年8月)



セミナー案内:更新済み2017年12月以降のCSRセミナー[→詳細]

執筆者:安藤 光展[→プロフィール詳細]