企業が歩むべきCSR活動がわかるCSR入門書「持続可能な未来へ」(ピーターセンゲ)

持続可能な未来とは何か

皆さんは、社会貢献やCSRなどを学ぶのにどのような本を読みますか?

本日ご紹介するのは、経営学者で大学教授でもあるピーター・センゲ氏の著作「持続可能な未来へ」(日本経済新聞出版社、2010)です。

本書は事例なども多くあり、「そもそも企業はなぜCSRをしなければならないのか」という究極的な命題についても書かれています。

前に一度読んでいたのですが、改めて手に取ったので、読書メモしておきます。

持続可能な未来へ

ピーター・センゲ氏が経営学よりの人というのもあるけど、「企業経営と変革」というテーマで、CSRやら、組織論やらが出てきます。

ただね、この本、500ページあって、読み切るの時間かかるんですわ(苦笑)

で肝心要な本の骨子として、本の帯にも書いているのですが、「未来に向けて持続可能性を高めるために重要な3つのこと」というまとめをしています。

1、これからの世代のニーズを考慮する
自分たちだけではなく、後世の子どもたち、家族、地域社会、企業(自分を含む)に迷惑をかけていては、将来が破綻してしまう。それは避けなければならないのです。

2、組織の重要性を忘れない
世の中は自分1人が生きているわけではありません。企業・NPO・政府など様々な組織や個人がそこに存在します。各々が各々に影響を及ぼす社会において、それらを考慮するのは当然ですよね。でないと将来が破綻しますから。

3、変革は新しい発想・気付きからしか生まれない
「問題を解決するためには、問題の背景にある“発想”から抜け出さなくてはならない」(アインシュタイン)

という話です。では具体的にということで、「未来」「行動事例」「協働」「問題解決から創造へ」などなどといった章にて詳細が綴られていきます。

差し迫る社会課題を目の前にして、世界の企業はどのようにCSR的な経営を取ってきたか、そしてこれから取るべきか。

持続可能な社会を作ることこそが、持続可能な企業を生み出すものと僕は改めて思いましたね。

話はそれますが、「持続可能性」ってイマイチよくわからない単語です。出会って何年も経ちますが、文脈によってカタカナのサスティナビリティとか、社会貢献とかCSRという語に置き換えたほうがわかりやすい気もします。

高校生が「お前、それ持続可能性じゃね?」って会話してたら変ですもん。まぁ、「お前、それCSRじゃね?」って会話もおかしいといえばおかしいのですが…。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

読書の秋とは言いますし、個人として企業人として社会貢献・CSRを振り返るきっかけになりますのでどうぞ。

というか、本を買って読む人に季節なんてないのかもしれませんけどね。そもそも僕も本を買わないけど、シェアオフィスにある本は最新ビジネス本含め、月10冊くらい読みますし。そのうち書評として読書メモをするのは、CSRに関するものだけですので週1記事くらいでしょうか。

名作ではあるので、気が向いた時にどうぞ。

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