|カテゴリ:CSR本/書籍 , ガイドライン

CSRにおける国際的なグローバル展開8事例

CSRグローバル

CSRにおける国際的なグローバル展開

日本ではCSR活動は法律ではない(一部は法制化されている)が、世界を見るとかなり強制力のあるガイドラインという側面もあります。

で、最近お会いしたCSR担当者の方がCSRのグローバル展開に興味があるという話をされていたので、深い理由はないですが、本記事のテーマは「グローバルなCSR」です。

濃厚な資料、ベストセラー本、関連記事などを中心にデータをまとめます。

グローバル展開におけるCSR

平成27年度「CSR研究会」報告 ―我が国企業の競争力強化に向けたCSRの国際戦略のあり方について-新興国(アジア)のCSRに関わる法規制等の実態を踏まえて-(該当PDFは70MB・255ページあります)

もう大御所が勢揃いしてまとめられた資料で該当PDFが255ページもあります…。ここ数年の欧米・アジアのCSR情勢が非常によくまとめられているので、初級者から上級者まで参考になるレポートかと思われます。

ちなみに、参考までに、CSRのグローバルな枠組みとして以下のものが挙げられています。

■代表的な CSR に関わるグローバル枠組み
・持続可能な開発のための2030年アジェンダ(SDGs)
・国連ビジネスと人権に関する指導原則
・国連グローバルコンパクト
・OECD 多国籍企業行動指針
・OECD デュー・ディリジェンス・ガイダンス
・ISO 26000 社会的責任に関する手引き
・ISO 20400 持続可能な調達(作成中)
・GRI/G4 ガイドライン(ガイドラインから規格へ改定予定)
・IIRC 統合報告フレームワーク

有名どころばかりですし、日本語でまとめられているものも多いので、グローバル展開をする企業のCSR担当者は必ず一度はチェックしたいところです。

資料

以下の資料のボリュームや網羅性があり参考になると思います。

・経済産業省|国際的な企業活動における CSRの課題と そのマネジメントに関する調査報告書(2014年5月)
・経済産業省|グローバル企業が直面する 企業の社会的責任の課題 (2014年5月)
・企業活力研究所|企業のグローバル展開とCSRに関する調査研究報告書(2015年3月)

書籍

グローバルなCSRを理解するには、藤井敏彦さんの書籍が入門書として最適だと思います。10年前の本もありますが、本質的な指摘は、今でも学びがあるものが多いです。

関連記事

以下の記事もグローバルなCSRをまとめたものです。こちらもお時間があればチェックしてみてください。

現代奴隷制、人権差別、デューディリジェンス–CSRにも関わる人権問題の多様化
グローバル・水・動物–CSRのリスクマネジメントを学ぶ3事例
CSRのグローバル化と国際認識–日本と海外のCSRの差を認識せよ
グローバル時代に求められるサプライチェーン・マネジメントと人権
グローバル展開におけるCSR国際基準と国際比較

まとめ

経済・社会のグローバル化が叫ばれて久しいですが、海外の売上比率やサプライヤー比率に関わらず、モノを売っている企業は色々な点に注意する必要があります。

特にサプライチェーンマネジメントなんかは、グロバールな時代だからこそよりリスクを内包することになり、企業として対応が迫られているということはあるでしょう。

多分、グローバルな事業展開におけるCSR戦略となると、社内でもCSR関連部門だけでは対応できず他部門との連携が必要になるでしょう。そうなるといわゆる「統合思考」が結果を出すために必要になってくると思います。

まずは「社内のグローバル事業推進にどれだけCSR要素を加えることができるか」など、大きくに構えすぎず足下からの調整が一番成果につながったりします。国際展開は、国内以上にバウンダリを意識し対応していきましょう。



執筆者:安藤 光展[→プロフィール詳細]

■CSRの現状分析で、お困りではありませんか?
CSR企業評価の専門家による「CSRウェブコンテンツ」および「CSR報告書」の第三者評価・分析プログラムを実施しています。CSR情報開示における課題抽出から解決案の提示までをサポートし、企業価値および外部評価機関の評価向上、ステークホルダー・エンゲージメントやUI/UXの向上、などのヒントが得られます。

>>第三者評価


csr