ソフトバンクのCSR活動
先日、ソフトバンクのCSRの中の人からご連絡をいただいたのですが、「ソフトバンクグループ CSRレポート2014」ができたということです。
ソフトバンクの取材記事「ソフトバンクのキーパーソンが仕掛ける、次なる一手「かざして募金」」を7月に書きましたが、個人的にソフトバンクのCSR活動には注目をしております。
というわけで今回は、そのCSR報告書にも載っている「チャリティホワイト」の動画を紹介します。
チャリティホワイトとは、東日本大震災の被災地に対する継続的な支援のため、ソフトバンクでは月々の利用料金と合わせて寄付ができるプランの名称です。
チャリティホワイト「子どもたちのために、ありがとう」篇
この動画の内容もグッとくるのですが、僕が注目するのは、インタラクティブなコミュニケーションです。
多くのNPOなどの場合は、もらった寄付金の合計やプロセスをオープンにはしません。(厳密にはしてるけど、活動報告書なんて誰も見ないから誰も知らない)
ソフトバンクは、もらった金額をオープンにしているし、寄付した結果、現地でどのように寄付金が使われているのか映像で伝えています。
インプット(寄付金額)→アウトプット(団体支援)→アウトカム(団体の実際の活動)がうまく表現できてますね。
CSR系の動画では、一方的な発信が多いんですよね。自分たちの言いたい事言って終わりみたいな。そうではなくて、継続的なプログラムであれば、少なからず、現地のフィードバックをすべきだと思うんです。
てか、しろよ。テメーの独り言に興味ねぇんだよ。っていう感じです。
近々、記事にしようと思っているのですが、もっとコンテクスト(文脈・背景)をコミュニケーションに組み込むべきと、最近考えています。
フレームワーク化して、皆さんにも使える形で提供させていただきますので、そちら少々お待ちを。(有料で提供しているサービスなので本当はしたくないけど)
なんか散漫になってしまいましたが、言いたかった事はコミュニケーションって双方向が重要だよねってことです。当たり前ですが、意外にできない所なので、改めて。
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