ウェブベルマーク運動
僕ら(アラサー)世代では、小中学校の時にベルマークってよく集めてました。今ではどうなのでしょうか?
というわけで今回紹介するのは、「ウェブベルマーク運動」です。
(公式ウェブサイトより画像を引用)
博報堂と博報堂DYメディアパートナーズ、ベルマーク教育助成財団、朝日新聞社、TUGBOATと共同で一般社団法人「ウェブベルマーク協会」を設立、「ウェブベルマーク運動」を開始すると9月17日(昨日)発表しました。
こういう「お買い物で社会貢献」的なビジネス・スキームはボチボチあるのですが、広告会社などの大手企業がタッグを組んで取り組むのは珍しい事例かと思います。
ウェブベルマーク運動
(公式ウェブサイトより画像を引用)
仕組みは上記のような形です。
登録も入力項目が少ないので、サクっとできます。「子どもはいますか?」みたいな、それ買い物に本当に必要なこと?と思う項目もありましたが、まー、それはよしとしましょう。
実際、買い物まで何段階かありますが、数回のクリックでショッピングサイトにいけるので、そこまで面倒ではなかったです。
登録企業は、味の素、エプソン、キヤノン、GREE、新日本製薬、Z会、テレビ朝日、ドゥクラッセ、ベネッセホールディングス、ヤフー・ジャパン、ユーキャン、楽天、リクルート、ロッテ、朝日新聞など。
元々社会貢献に積極的な企業が多い印象です。流石な顔ぶれと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
通常、寄付付き商品の販売などのコーズマーケティングは一社が企画・運営をします。複数社で一つのプラットフォームに乗ることはあまりなかったのではないでしょうか。
消費者のメリットは、タダで被災地支援ができること。企業のメリットは顧客が増える事と、CSRの一環としてビジネスができること。プラットフォーム側のメリットは…?手数料とか、ウェブサイト掲載料みたいので運営していくのでしょうか。
「お買い物するだけで社会貢献」というビジネススキームは、社会貢献ウェブサービス「gooddo」、ロハスなお買い物サイト「sooooos」などのプラットフォームですでに存在しているのですが、扱う商品の幅や特色が出てくると、既存サービスとの差別化になっていくのでしょうね。今後が非常に楽しみなサービスです。
このような、通常のビジネスをしながら誰かを応援・支援できる仕組みは、集客さえできれば誰も困らない、非常に優れたスキームですよね。
大手広告会社やメディア企業がいるわけですし、PRも万全だと推測されるので、今後に期待ですね!
関連記事
・コーズマーケティング事例の限界を超えられるか? ボルヴィック「1L for 10L」
・コーズマーケティングのCSR事例! “本を寄付する”新しい仕組み「チャリボン」
・エシカルに興味がある方必見! エシカル系ウェブマガジン5選