びっくりドンキーのびっくりなCSR事例!
今回はハンバーグ・レストランのびっくりドンキーを運営する、
株式会社アレフのCSR活動事例をご紹介。
「びっくりドンキーのびっくりな事例!CSR活動が本業になっちゃった件」
という、本稿タイトルですが、本当の話しです。
CSR活動が本業になっちゃった件
当社の10年以上におよぶ環境への取り組みで培った省エネ・節水などの実践的ノウハウを、お客さまの現場の実情に合わせた全体最適化の方法としてご提案します。設備の設計・施工から運用、各種補助金制度の活用にいたるまで、提案とその実現に必要なすべてに、環境対策に経験を積んできたからこそ可能なワンストップソリューションでお応えします。
(環境関連事業|株式会社アレフより)
この発言すごくないですか?
CSR活動していたら、それがビジネスになると気付き、
ノウハウの公開(提供)に路線変更する。
いわゆる、ソーシャルビジネスですね。
「CSRで本業を!」とか、「CSRよりCSVを!」なんて人が多い中、
CSR活動(環境活動)していたら、ノウハウ溜まったのでビジネス展開しますって。
半分ボランティアから生まれた、リバース・イノベーションみたいな感じ。
CSRはR&Dでもあると僕は思ってますが、まさにそう言う例かと思います。
他にも、ワタミ(?)もしていたと思うのですが、
生ゴミを堆肥化させて、作物を育てるというフロー。
僕が菜園やってた時は、土の性質もあるので、
生ゴミ堆肥はうまくやらないと畑を壊す(富栄養化)と言われました。
そんな個人レベルで恐縮ですが、すごいなぁと思うわけです。
まとめ
びっくりドンキーのびっくりな事例でしたね。
タイトルはシャレですが、中身は全然シャレじゃなくてすごいです(笑)
この事例は、環境活動でしたが、例えば、
途上国の特定層や、日本でトレーニングが必要な人たちへの、
教育支援プロジェクトから、本業近辺の顧客への教育事業へ展開するとか。
これは「販売代理店」を増やすことを意味します。
3〜5年のスパンでみると、“元”をとれるCSR活動になる可能性があります。
CSR活動をNPO含めて、アウトソーシングしすぎると自社にノウハウが溜まりません。
CSR活動を継続していきながらも、どん欲にビジネスチャンスを狙うのは、
企業として当然だと思います。
日本の企業で、びっくりドンキー以上にびっくりしちゃう事例を作るのは、
どこの企業でしょうかねぇ〜。今後に期待です!
・株式会社アレフ|環境報告書2011年度(PDF)
・本業でのCSRって?-「商品」から見るCSRレポート(5)