世界の女性をエンパワーメントする
去年からコカコーラのCSR活動や、
ブランド・ムービーなどいくつも紹介していますが、今回もそれです(笑)
2010年にスタートして、2020年までに自社のバリューチェーンを通じて
500万人の女性の経済的なエンパワメントを支援するプログラム「5by20」。
よく見てみると、自社リソースを最大限に活かした、
ソーシャルビジネス的な発想であることがわかります。
The Coca-Cola Company: 5by20
The Coca-Cola Company: 5by20 – Preeti Gupta
コカコーラだからできる仕組みでしょ?って思うかもしれません。
実際そうだと思います。
しかしながら、この考え方はどの企業でも可能かとも思います。
言ってしまえば、“教育事業”的な側面でのビジネスです。
女性にビジネス・スキル、ネットワーク、金融支援などを通じて、
自社商品の販売をしてもらう。
結果として、彼女たちの収入があがるだけでなく、
同社にとっても品質向上や販売網の拡大につながってきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
世界の様々な企業がCSR活動をビジネス領域で行うようになってきています。
そして、普通の商品プロモーションでも社会性の高い表現を使う企業も増えています。
企業と事業型NPOの境界線がなくなりつつあるのですが、
99%の企業はまだまだこれからというのが本音だと思います。
それでも、変化が進む世界のビジネス・スキーム。
あなたは、今回の「5by20」を知ってどう思いましたか?
先日、某上場企業の中長期経営計画にCSRを組み込むというご相談を受けてきましたが、
日本でも少しずつ、変化が浸透してきているようですよ。
↓オススメ記事↓
・CSR広告の未来系?共有価値がある広告「Ads Worth Spreading2013|TED」
・善意のいたずらでハッピーになれる?コカコーラのCSR系ムービー「Crazy for Good」
・コカコーラのCSRコンテンツが“メディア化”しとる!CSRコンテンツの未来考察