日経新聞のCSR・コーズマーケティング
新聞社のコーズマーケティングって見た事ありますか?
今回は日経のコーズマーケティング、
「Read Action」を紹介します。
2012年11月1日よりプログラムを実施しており、
半年ごとに集計するそうです。
プロジェクト自体は今年に入って知ったのですが、
日経さんに申し訳ないですが、効果ないと思ってました。
でもFacebookで広告出ていて、
本気なんだなぁ、と思って紹介させていただく次第です。
定期モノの寄付の形
最近よく見る、Facebook広告はこんな感じ。
この金額どうなのかなぁと思いますよ。
契約時に1000円ですからね。
ソフトバンクのチャリティ・ホワイトプランみたいに、
定期モノの寄付は、「毎月の料金から〇〇%を寄付」とかのほうがいいんじゃない?
契約時だけ寄付だと実感もほとんどないし、
コーズマーケティングというより、
ただの寄付代行みたいに見えちゃうんだよね。
ちなみに、定期モノのコーズマーケティングは、
チャリティ・ホワイトプランのコミュニケーション・デザインが、非常に参考になると思います。
見せ方もうまいし、会社としても寄付を乗せる、
マッチングギフト方式となっております。
特設サイト
トップページに、
「読むことは、社会貢献の入り口でもある。」
ってキャッチコピーがあるんです。
で、そのコピーのロジック・エビデンスがない。
もったいないなぁ。
ロジックがないとなぜダメか。
つまりね、新規契約時1000円の寄付なら、
自分でどこかの団体に1000円寄付したほうが良いじゃんってなるんです。
このサイトで、日経新聞じゃないとダメな理由が乏しいのです。
今のご時世、社会貢献系の記事なんて、
どの新聞だって書いてますからね。
社会貢献に興味ある人が増えてるから、
日経読もうぜって言うなら、根拠が必要なわけです。
社会貢献、CSRの話しなら、
僕のこのブログを毎日3分“タダ”で読んだ方が情報量多いもん(笑)
そこまでの導線があると、なお、よかったのになぁ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
先進的で、すごく良い取組みなのに、
その仕組みというかコミュニケーション・デザインが残念な感じ。
でも、単発の期間限定のキャンペーンではないので、
そこはとても期待してます。
これで結果出せれば、他社もマネするかもしれないし、
そうなってくるとインパクトが期待できますよね。
なんにせよ半年後の結果発表が楽しみですね。
僕も日経新聞の元・読者なので応援してます!
それにしても、新聞の新規契約って今時どれくらい数があるのかな…?