CSRにおけるコンテンツ・マーケティング

最近注目を浴びている、
CSRにおけるコンテンツ・マーケティング。

今回は日立さんのムービーコンテンツの事例を紹介します。
良い点も悪い点も含めて確認していきます。

コーポレートサイト・CSRコンテンツはすごく充実します。
まぁ、まずは見ていきましょうか。

CSRコンテンツのローカライズ

Hitachi Theaterでは、英語版、中国語版も準備されています。

ローカライズし、コンテンツそのものも少し変わってます。
それぞれの言語を使う人が興味がありそうなのをピックアップしている。

こういうのいいですよね。
最近こそ、CSRコンテンツの英語版とか増えてきましたけど、
日本語・英語の両方を準備しているって労力も単純に倍かかります。

ステークホルダーの関係もふまえながらも、
要検討の項目でもあるかもしれないですね。

しかし、Hitachi Theaterは拡大表示ができないっす。
また埋め込みコードの紹介もなし。

なんか目的がよくわかりません。
こういう類いのコンテンツのKPIってなんだろうなぁ。

多分PVが指標だとは思うので、
紹介だけして終わりではなくて、
他のコーポレートサイトとのリンクも欲しかったです。

ちなみに、ウェブでは以下の解説が。

日立グループの映像ポータルサイトです。ここでは、日立グループ が取り組むビジネスやサービス、技術をわかりやすく紹介するオリ ジナル映像とともに、他では見ることのできない、歴史的にも貴重な 秘蔵フィルムや、気楽に楽しめる映像トピックスなどもご覧いただけます。
(ウェブサイトより)

これって、活動報告であり、素晴らしいけど、
ステークホルダーのニーズとは違う気もするけど…。

コーポレートサイトのCSRコンテンツが充実しているだけに、
ちょっともったいない気がしました。

BtoB企業のムービーであっても、
もう少しポピュラリティーがあってもいいかもねぇ。

参照:善意のいたずらでハッピーになれる?コカコーラのCSR系ムービー「Crazy for Good」

まとめ

いかがでしたでしょうか。

素晴らしいコンテンツなのですが、
YouTubeなどのフォームだともっとよかったです。
そうすれば、このブログにも埋め込めたのに。

CSR活動に関して、
動画というリッチコンテンツに注目が集まる昨今。

企業のCSRコンテンツとして動画の利用は増えてきているのですが、
ソーシャルボタンの設置、RSSの準備、汎用性の高いフォーマットの利用など、
導線を作る、コミュニケーション・デザインに関してはこれからのようです。

デジタル・マーケティングというか、
CSRにおけるコンテンツ・マーケティングは、
コカコーラの事例などが参考になります。

参照:コカコーラのCSRコンテンツが“メディア化”しとる!CSRコンテンツの未来考察

せっかく予算・時間を費やして動画コンテンツを作成するので、
多くの人に見てもらいたいと思っているはずですよね?
作って終わりにならないコミュニケーションを目指していきましょう!

Hitachi Theater|環境・CSR
CSRへの取組み:日立