CSRとは、「企業の社会的責任」

CSRとは、「企業の社会的責任」と訳されます。
私たちは、「企業の社会的“役割”」と考えています。
定義や訳の解釈は人それぞれですが、“信頼”と捉える人たちもいます。

それも、非常に的を射た捉え方だと思います。
東日本大震災以降、CSRの捉え方も大きく変わってきたと思います。

良くも悪くも善意だけでは人をハッピーすることができないこともわかりました。
企業は「誰に、何を提供し、どんな社会にしたいのか」を本気で考え、
実行しなければならないフェーズにきました。

CSRは、人々の“ニーズ”です。企業に求めています。
個人では解決できな社会問題も企業が参画してくれれば解決できるかもしれない。
そして、東日本大震災以降、それを実感しました。

東日本大震災以降、企業は社会とどのように関わればよいか。
どのようなCSR活動をすべきなのか。
答えのない、禅問答的側面もありますが、
自ら答えを導きだし、それを正解とする努力が必要です。

そして、社会問題解決のアクションが、更なる社会問題を生む事もある。分断された社会においては、
それが認識できないこともある。また、CSRとの距離感や、負の側面も語られなければならない。

責任を隠していては、誰も信頼してなどしてくれません。
社会、企業、個人。

企業がつながりの中で果たす役割を考え・実行することが、
CSRなのではないかと思うのです。

参考:今年はCSRを本気で学びたい!という人にオススメな参考図書14冊