CSR活動

CSR活動とは、読んで字のことく、CSRを考え・実行することです。

NPOの活動でもそうですが、
CSR活動も、ともすれば、ただの自己満足で終ってしまうことも多いようです。

加えて、報告書等でよくあるのが“環境活動”という単語。
「CSR活動・環境活動・社会貢献活動」のように、
CSR活動と環境活動、社会貢献活動が全て別のモノであるかという表現。

言葉遊びではありませんが、CSR活動とは非常に広範囲で、
環境活動・社会貢献活動も含めて、僕は「CSR」であると考えています。

CSRの特設Webコンテンツでは、検索対策も考えてのこと、
と言った側面もありますが、これでは本来の意図が正確に伝わるか疑問です。

環境活動はCSR活動の中でもとても大切な活動だと思います。
とくに、農・食に携わる企業にとって、
農業などは環境オリエンテッドであるため、とても関わりが深いです。

ですが、CSR活動、つまり「私たちは、誰のために何ができ、
どのような社会を創りたいのか」を考え、実践することが重要です。

CSR活動・環境活動・社会貢献活動

あまり、「CSR活動・環境活動・社会貢献活動」といった形に分けず、
CSR活動として表現し、そのミッション・ビジョンを構築したほうが、
コミュニケーションとしては良いかもしれません。

だって、「環境活動は、CSR活動とは違う」って、
誤解を生みかねない表現だと思うのです。
「環境にやさしい」と同じです。

環境に“やさしい”ものなんてない。
本気でそう言っているなら、その事業活動から撤退し、
自然のままにすればそうなるかもしれません。

何か、利己的な表現というか、
僕にはしっくりきません。

何にせよ、ただの自己満足で終らないよう、社会との接点を明確にし、
CSR活動をすることをおすすめいたします。

参考:どの企業も抱える悩み?CSR活動推進の問題点5つとその解決法