社員が健康だと、企業も健康になれるのか!? 経産省・東証「健康経営銘柄」(2015)

健康経営銘柄

健康経営銘柄2015年版発表!

昨日、経済産業省と東京証券取引所が「健康経営銘柄」の発表を行なったのでシェアします。

経産省によれば、「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること、と定義されています。企業理念に基づき、従業員への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されてます。(「健康経営®」は、特定非営利活動法人・健康経営研究会の登録商標)

ケイパビリティ(組織力)領域で言えば、女性活躍推進企業の「なでしこ銘柄」もありますが、経産省・東証は企業のケイパビリティに大きな注目をしているようです。

もちろん、今回インデックスされたら株価が上がるかというと…??ただ、海外のCSR系インデックスよりは、経産省が軸となる純日本製のCSR系インデックスということで、日本人へのレピュテーション向上効果は高いかもしれませんね。

もちろん、健康経営銘柄は経産省・東証の取組みですが、日本では厚生労働省、商工会議所、経団連なども健康経営自体の推進をしております。健康経営そのものの解説は「2015年のCSRトレンド! 健康経営がキーワードに」をご参考ください。

参考資料:企業による健康投資に係る情報開示に関する検討会‐とりまとめ|経済産業省

健康経営銘柄選定企業22社

アサヒグループホールディングス
東レ
花王
ロート製薬
東燃ゼネラル石油
ブリヂストン
TOTO
神戸製鋼所
コニカミノルタ
川崎重工業
テルモ
アシックス
広島ガス
東京急行電鉄
日本航空
SCSK
丸紅
ローソン
三菱UFJフィナンシャル・グループ
大和証券グループ本社
第一生命保険
リンクアンドモチベーション

平成26年度「健康経営銘柄」を発表しました|経済産業省

全上場会社の中からピックアップされた上記の企業。これらの企業に勤めるだけで健康になれる(可能性が高い)ってステキですね!まさにホワイト企業候補群です。

CSR系ランキングでもよくお見かけする企業は半分くらいですかね。今回銘柄にインデックスされた企業、インデックスに入ったライバル企業を他の各種CSRランキングと比べて見て下さい。意外な相関・因果関係が見つかるかも!

関連まとめ
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企業の社会性にフォーカスした「CSR社会性ランキング」(2015)
CSR企業評価の決定版「東洋経済CSR企業ランキング」(2015)
企業の社会貢献度を順位づける「社会貢献支出ランキング」(2015)

まとめ

健康増進、女性活躍推進、ダイバーシティ、などCSRに近い経営領域(人事戦略)が脚光を浴びる昨今。

CSRの「リスク&オポチュニティ」でいえば、オポチュニティ(機会)であり、いわゆる「攻めのCSR」に含まれると思われますが、各上場企業がどこまで本気で取り組むのか、非常に興味があります。

健康経営の効果・メリットはこれから語れるようになると思いますが、従業員の健康配慮をミッションとして企業が掲げることで、ホワイト企業的なアピールができて、リクルーティングへの影響が期待できますよね。

実際、投資家の方々は「なでしこ銘柄」と「健康経営銘柄」をどう見ているのか気になります。どこかの記事で「因果関係まだ見えてこない」という経産省の方のコメントがあったようななかったような…。

どちらにしても、こういった流れを見ていると、日本ではますます人材領域の取組みにおいてCSR部門とIR部門の連携が求められていくんでしょうね。今後に注目です!

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