企業ボランティアは人材教育として成り立つのか

企業ボランティア活動

企業ボランティアは人材教育?

CSR活動を人事部が主導できたら、それは「本業でCSR」になるのかもしれません。

先日「企業はCSRとしてボランティア活動をすべきなのか」という記事も書きましたが、CSR戦略としてのボランティア推進は人材戦略として成り立つのか、という点について今回はまとめます。

ちなみに、僕は、プロボノも社員ボランティアも比較的広義でとらえておりますので、表現が重複することがありますがご了承下さい。

企業ボランティア事例

日本は2011年の東日本大震災以降、被災地ボランティアがとてもたくさんの企業であったのですが、最近はかなり下火になったようです。とはいえ、従業員のボランティア支援をする会社は一定数あります。例えば以下の会社とか。

富士ゼロックス|企業と個人のボランティア活動のかかわり方
三菱商事|ボランティア活動レポート
トヨタ|ボランティア活動支援
リコー|東日本大震災復興支援|社員ボランティア

他にもたくさんの企業があると思うのですが、こういう情報はどこかにまとまってないかな…僕がまとめるしかないのかな…。

ともあれ、東日本大震災から3年以上たち、今後は慈善活動という視点から、どれだけ企業価値に貢献できるか(従業員満足度向上なども含む)という観点から、人材教育の視点に移って行くんでしょうね。

上記の例だと、CSR部だけではできないと思うし、現場では人事部とかからんでいるのかな?どうなんでしょうかね。どなたかユニークな事例があったら教えて下さい。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

僕が色々な資料を見る限り、プロボノ(ボランティア)は一定の人材教育効果が見込めるものだと言えます。

問題は部署間の連携ですかね。統合報告書作成のためにCSR部がIR部と連携したり、人材教育のためにCSR部が人事部と連携したり。まぁ、CSR活動って本来CSR部がするという「部分最適」ではなく、企業という「全体最適」の中で行なうべきものなので、よい傾向でもあるとも言えます。

CSR担当者のディレクション、プランニング能力が今後試されそうな気がします。CSR担当者って、CSRコンサルタント的なスペシャリスト(専門家)ではなく、ジェネラリスト(広範囲にわたる知識を持つ人)資質が必要になってくるのかもしれません。CSR報告書作成などのクリエイティブ能力も最低限必要だし、CSR担当者ってマジ大変だな…。

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