エシカルな企業ランキング!? 「世界で最も倫理的な企業」(2014)

エシカルランキング

世界で最も倫理的な企業

2014年の「World’s Most Ethical Companies」(世界で最も倫理的な企業2014)が発表されましたので、シェアします。

World’s Most Ethical Company指定は、倫理的な経営を標榜するだけでなく、忠実にその言葉を行動に移す企業を認定するものである。World’s Most Ethical Company指定企業は倫理的な経営基準・実践を社内で推進するだけでなく、顧客、アプライヤー、規制当局者、投資家など主要関係者に長期的価値を確実に与えるため、「conscious capitalism(自覚資本主義)」理論をすべての行動、すべての従業員、すべてのネットワークパートナーに当てはめている。World’s Most Ethical Companiesは法令順守、企業統治、社会的責任で業界を主導、行動を伴う倫理的商行為に効果的に協力するとともに、将来の業界の倫理経営基準を形成している。
2014年「世界で最も倫理的な企業」は144社 Ethisphereが発表

何やら難しい感じもしますが「倫理を実践している企業」が選出されるようですね。ちなみに、アメリカの企業が中心のランキングでして、日本を含む他国の企業はほとんどないのであしからず。

追記:2015年3月
今年のランクインはリコー、資生堂、花王–「世界で最も倫理的な企業」(2015)

World’s Most Ethical Companies2014

日本企業はどこが選出されたのか。

Consumer Productsの部門で「Kao Corporation(花王)」が、Health And Beauty部門で「Shiseido Company, Limited(資生堂)」、Insurance: Property And Casualty部門で「Sompo Japan Insurance Inc.(損保ジャパン)」が、それぞれ選出されています。

144社の多くがアメリカの中、とても健闘した結果だと思います。資生堂さんは、他のCSR関連ランキングも上位入っていた気がします。

他にも、いわゆる外資系企業として日本法人もある著名企業もあります。アクセンチュア、グーグル、マイクロソフト、スターバックス、セールスフォース、などは日本でのCSR活動も積極的なイメージです。

別の切り口を含めた、日本のCSR関連ランキングは以下の記事にまとめていますので、参考までにどうぞ。

最新CSR系ランキング「有給取得率300」と「社会貢献支出50」
CSR企業ランキングの総集編! CSRランキング・アワード26選

CSRランキングの着眼点

しかし、そもそも論なのですが、ランキングとは何かを基準(指標)として、どれだけ基準を満たしているか点数付けをし順位を決めていくもの。特定のフレームワーク(枠組み)を作る事こそが、ランキングなのです。

自分の会社がCSR関連のランキング・アワードに入ったとかナントカってのは、ごく一部の企業の話ですので、大きくの企業にとって気がかりなのは、「どんな基準でチェックされているか」という点でしょう。

今回の「世界で最も倫理的な企業」でいえば、評価点は、倫理と法令順守プログラム(25%)、評判、リーダーシップ、イノベーション(20%)、企業統治(10%)、コーポレート・シティズンシップと責任(25%)、倫理文化(20%)の主要5カテゴリーで計測されたそうです。

企業倫理(エシカル)とは何か。書籍に書いてある定義的なことではなく、他社に評価されるエシカルのポイントはどこか。そんな評価点を垣間みることができますね。

そもそも今回のランキングが、日本の企業文化ではイメージしにくいこともあり、“本当にグローバル化した企業”のみが受賞企業となっている模様。海外(特にアメリカ)ではそうなんだねぇ、と感じてもらえればまずはOKでしょう。

そもそも仏教・儒教圏の国では、倫理より“道徳”という語のほうが倫理観がイメージしやすいんじゃないかな?

こういうと“エシカル”という語を日常で使う関係者に怒られるのだけど、海外で生活した事があったり、欧米の文化に馴染んでいる人は“エシカル”が直感的に理解できるけど、欧米に旅行程度しかしたことがない多くの日本人に“エシカル”をゴリ押ししてもなぁ、と。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

そもそもビジネスに「エシカルであるビジネス」と「エシカルではないビジネス」が存在する事自体に違和感があるのですが、世界は広く、ステークホルダーに配慮しないビジネスっつうのも普通にありますからね。

なにはともあれ「倫理と法令順守プログラム」、「評判、リーダーシップ、イノベーション」、「企業統治」、「コーポレート・シティズンシップと責任」、「倫理文化」の5項目をCSR活動の中でも注視していけば、あなたの会社もエシカルになれるはず!

本日はこのへんで。

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