CSR報告書の最新ガイドラインが発表!GRI「THE G4 GUIDELINES」

CSR報告書の最新ガイドライン

昨日発表された、GRIの「THE G4 GUIDELINES」について速報紹介でございます。

GRIとは、Global Reporting Initiativeのことで、CSR報告書のためのガイドラインの作成・普及を目的としたNGOです。

GRIのG3(第3版)は2006年でしたから、7年ぶり?の改訂というわけです。2011年にマイナーアップデートをしているもののメジャーアップは、7年ぶり。

日本のCSR報告書の多くもGRIの枠組みを参考にしているだけに、2014年版のCSR報告書から色々変えなきゃいけないみたいっすよ。

というわけで、まずは、速報をどうぞ。翻訳は適当です。概要をざっくりとご理解いただければと思います。

THE G4 GUIDELINES

GRI / G4(概要)

​​

New: up-to-date disclosures on governance, ethics and integrity, supply chain, anti-corruption and GHG emissions
New: generic format for Disclosures on Management Approach
New: two ‘in accordance’ criteria options, both focused on material Aspects
New: GRI Content Index offering a transparent format to communicate external assurance

Technically-reviewed content and clear disclosure requirements
Detailed guidance on how to select material topics, and explain the boundaries of where material impacts occur
Flexibility for preparers to choose the report focus
Flexibility to combine with local and regional reporting requirements and frameworks
Up-to-date harmonization and reference to all available and internationally-accepted reporting documents
Overview tables, summaries and quick links to specific Guidelines’ components
Complete Glossary, reference lists, and visual guidance
THE G4 GUIDELINESより

GRI / G4(テキトーな訳)

追加された項目
・最新のガバナンス、倫理と整合性に関する開示、
サプライチェーン、腐敗防止や温室効果ガス排出量
・マネジメント·アプローチに関する開示の一般化したフォーマット
・マテリアリティによりフォーカス
・外部保証をコミュニケートするための、透明性の高い形式を採用
 
見直された項目
・最新事例を含めたコンテンツと明確な開示要件
・マテリアリティ・トピックに対する詳細なガイダンス
・CSR報告書作成者への柔軟に対応できる枠組み
・地域の報告要件および、フレームワークと結合する柔軟性
・国際的なCSR報告書要件のまとめ
・概要・要約と特定ガイドラインへのまとめ
・クリエイティブの指導も入ったよ的な

マテリアリティ(重要項目)意識の強化、エシックス(企業倫理)やガバナンスの項目指標化、その他フォーマット(規格)のアップデートといったところのようです。

グローバル・コンパクトやISO26000の主要項目をうまく取り入れたみたいな。さまざまな指標をサプライチェーンを考慮してまとめた、みたいな。

つまり、企業の影響範囲(バウンダリー)の拡大を示しています。過去の枠組みでは、課題を網羅できていないとの判断でしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

CSRの範囲は年を追うごとに拡大され、企業はどこまで責務を追えば良いかわからなくなりそうですね。

といっても、なんだか大変なことになってきたなぁ、とだけ思っていただき、まずは、足下からしっかりと、地道にCSR経営を突き通して行けばよいかと。

んーーーーとね。結論、難しいっすね。よくわかりません(笑)

昨日発表だったため、日本から何人か参加しているらしいCSR関係者の人たちの帰りを待って、心静かに発表を待ちましょう!

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追記2013年10月23日

GRI G4ガイドラインが持続可能性報告に及ぼす影響
GRIガイドラインG4の概要(第1回)-G4 Sustainability Reporting Guideline-
GRIガイドラインG4の概要(第2回)-G4 Sustainability Reporting Guideline-



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