日本一パンクなCSR報告書
今回は日本一パンクなCSR報告書のご紹介。
何百とCSR報告書を読んできた僕ですが、これにはやられました。
こんな奇抜なCSR報告書のデザインを採用したリーテム社ですが、
実は10年以上、CSR報告書を作成している、とても堅実な企業です。
キャッチコピー・デザイン以外は、とても真面目で誠実な内容となってます。
そりゃ、内容までパンキッシュだったら、ステーホルダーもさすがに怒るかと(笑)
いやー、もしかしたら、本家イギリスにおいても、
一番パンキッシュなCSR報告書のデザインかもしれません…。
今、ここに、CSR報告書に「パンキッシュ(パンクロック風)」という、
デザイン・ジャンルが確立したことを宣言いたします!!
リーテムCSR報告書「やっちまーべ2012」
今回のCSRレポートの紹介バナー↓
パンクロック・デザインじゃん、これ(笑)
セックスピストルズを彷彿させる、キーカラー&コピー。
これ往年のパンク・ファンなら間違いなくやられます。
イノベーティブ。かつて存在しえなかった領域。
ちなみに、いままでのCSRレポートのデザイン↓
突き抜けてるというほどではありませんが、
オリジナリティ・インパクトのある表紙になっていますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この会社のCSRレポートを今まで知らなかったなんて…。
CSRコンテンツサイトとのトンマナの連携も取れてるし、
クリエイティブとしてはCSRレポートの最高峰レベルでしょう。
まぁ、ステークホルダーのすべての人が納得するデザインではないですが、
これくらい突き抜けたデザインを採用し話題になるのは悪いことではないですね。
CSR報告書には、企業ごとに様々な読者ターゲット(ペルソナ)が存在します。
ですので、何が良い悪いと第三者がどうこう言うのは難しいです。
もちろん、内容が一番重要なのは間違いありませんけど、
アイキャッチが悪いデザインは、そもそも読まれませんからね。
そして、CSRに面白さやユニークさは本当に必要なのか、
という議論もチラホラ見かけます。
CSR・社会貢献は清貧で誠実でなければいけないとしているのは、
一部の頭の堅い有識者と呼ばれる人たちであり、世界のルールではありません。
最後にCSRコンテンツサイトのメイン・メッセージをご紹介します。
世界を、家族を、未来を。
変化を起こすのは勇気と笑顔だ!