CSRコンサルタントも悩む?CSR活動推進の問題点5つとその解決法

CSR問題点

CSRの問題点

CSR問題点に関しては、企業によって様々だと思います。

しかし、どの企業のでも共通の悩みがあるのも事実。
今回は、僕が見聞きした問題点の確認と、
その解決方法を考えてみます。

会社独自のCSRにおける課題解決は、
CSRコンサルティングでしてますが、
時間もリソースもかかるので有料でお願いします(笑)

CSR推進の問題点5つとその解決法

1、投資に対するリターンを証明できない。

SROI(社会的費用対効果)という概念を用いれば、
リターンを数値化できることが多いと思います。

しかし難しいのは、社会的な価値はあったと証明できても、
そこにかけた予算・人的リソースが適切かどうかわからないケース。

少ないリソースで、より大きな結果をだすのはビジネスとして当然のこと。
KPI(重要指標)へまっすぐ向かう仕組みをデザインしながらも、
他社(NPOやプロジェクト)との協業もうまくこなしたい所ですね。

2、予算を得られない。

大手企業の大リストラが流行中の昨今。

“売上”に貢献しない企業活動は基本カットされますよね。
このカットされる予算候補でトップクラスなのがCSR活動。

“普通”の慈善的CSR活動は売上につながらないことが多いからねぇ。
儲かるCSRが一部の人に支持されるのはここが理由の一つ。

有形・無形の様々な資産を得られるというスキームがあれば、
大きくはないにしろ、予算を獲得できる場合もあるようです。

金銭的なものだけでなく、人的リソースも含めてですけど。
CSR活動が自社にメリットがあると証明する必要があります。

参照:社会貢献はビジネスなのか?社会貢献が“儲かる”のか考えてみた。

3、支社独自のCSR活動ができない。

決裁権がないというパターン。
特にグループを連ねる企業に所属の方はわかると思います。

本社やグループトップの企業のCSR方針と異なることはできにくい。

ブランドを統一することは重要ですが、
支社にローカライズした活動も同様に大切です。

このローカライズというのは、CSRのトレンドかもしれません。
その地域にあった活動しなければ、ですもんね。

JAなんかは、支店(県単位?)単位でCSRレポート出してたり、
CSR活動をしていたりします。

CSRレポートの言語のローカライズがあるのだから、
ステークホルダー事の簡単なコンテンツを作るというのもアリかも。

4、役員の個人的なコミットの域をでない。

社長がCSRしろって言っているのでしてます。
どんな意味・メリット・将来があるのかはよくわかりません。

こんな発言はないものの、心の中で思っている人も多いかも。

CSR活動を本格的にするには組織化・体系化する必要があります。
なにもCSR部・CSR委員会を作るだけではありません。
部署横断の有志の集まりを募るのも一つです。

方法としては、外にリソースを求める、というパターンもあります。
NPOや社会貢献プロジェクトへの参加などです。

5、社内の理解が得られない。

この相談は結構多いです。

問題は色々あるのですが、大きな問題として、
「そもそも従業員が関わりたいと感じる活動なのか」があります。

「良いことなんだから、やりなさいよ!」では理解は得られませんね。
「そんな活動なら参加したいかも」と感じてもらわなければなりません。

人に理解してもらうには、伝えたい相手のメリットを明確にする必要があります。
むしろ、従業員に“百害あって一利無し”なCSR活動は、
そもそもナンセンスであると思うんですが…。

このあたりは、CSRコンサルティングというより、
僕は、CSR研修というソリューションで対応すると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回議題にあげた5つの項目以外にも、
CSRにおける各社共通の問題はあります。

上記の5つのCSR活動における問題点は、
僕がよく相談を受ける中で感じていることですので、
すべての企業・事象にあてはまるわけではありません。

まず、あなたにできる行動があるとしたら、
自社のCSR活動における問題点を挙げてみて下さい。

問題を問題として正確に認識することから、
課題解決の道が開けます。

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