AmazonCSR

AmazonのCSRとは

先日、「国際女性デー」(3月8日)に、Amazonが「国際女性の日」というバナーを出していて、Amazonのソーシャルアクションを初めて知りました。

というわけで、今回はAmazonのCSR活動をまとめます。Amazonユーザーでしたが、こんなに色々やっているとは知りませんでした。

AppleやGoogleもそうなんだけど、日本語ローカライズしていないCSR情報(CSRコンテンツ)って多いよね。本当に注意深く見てないと見逃しちゃうレベル。

しかし、注目なのが、新卒採用サイトにはしっかりCSRに対するスタンスが明記されているんです。

もちろんショッピング・サイトにも項目がないわけじゃないけど、フッターにしかありませんし、コンテンツの構造がわかりにくい。採用サイトは、めっちゃわかりやすい(笑)

AmazonのCSR活動

AmazonのCSR

「地球上で最もお客様を大切にする企業であること」という企業ビジョンをかかげるアマゾンは、世界各国版のアマゾンサイトでお買い物をする個人のお客様、当サイトのプラットフォーム上で商品を提供する販売者の方々など、出会う全ての方々から信頼をいただける企業であるべく、環境への取り組みや慈善活動、災害救援活動など幅広い分野においてCSRの活動に取り組んでいます。

アマゾンは、災害に際し、専用のホームページを開設し、アメリカ赤十字社に自社の決済技術を提供してきました。アマゾンのお客様は、1-Click®を通じ、2001年以来、3,500万ドル以上を世界的な救援活動に寄付しています。また、アマゾンジャパンでは、東日本大震災発生時に、義援金のほかに、現地で必要とされているものを迅速に購入、お届けする「ほしい物リスト」や被災地の商品を集めた特集「食べて・飲んで・使って 東日本を応援」など、さまざまなプログラムを通じて東日本の復興を応援しています。その他、アマゾンジャパンの社員は震災後、月に一度、瓦礫撤去作業や農地復旧作業、募金活動やメッセージカードを募るなど、有志によるボランティア活動を開始し、現在(2012年10月)までにのべ200人をこえる社員が参加しています。

アマゾンのCSR|アマゾンジャパン新卒採用より)

「新卒採用情報サイト2016」にCSR情報ページを準備しているあたり、リクルーティングの要訣を知っているようでしたし、この取組み自体は非常に素晴らしいものだと思います。

なんで、コーポレートサイトにはこのページがないのだろうか…。すごくもったいない気がします。まぁ、見る人なんていないだろうし(苦笑)、なくて当然といえば当然か。

Amazonの環境活動

オンラインショッピングは、従来の小売形態に比べて、環境に優しい性質が備わっています。たとえばオンラインショッピングを利用すると、ショッピングに行くための交通手段によって発生するCO2が削減されますし、販売用のスペースも必要ありません。Amazonグループでは、環境への負荷を削減するために、さまざまな取り組みを行っています。
Amazonの環境への取り組み

日本での取組みもあるのですが、事例紹介は海外が多いです。「Amazon-Green」って、エコな商品を集めたコンテンツがあるらしいんだけど、日本語じゃない…。

Amazonのコミュニティ活動

Amazonは、地震、津波、ハリケーン等の大規模災害により被災された方々や被災地の復興支援を目的とした活動を行っております。 これまでも、日本を始めとする各国のAmazonのサイトにおいて、義援金プログラムや決済技術を通じた支援の提供により、Amazonのお客様から義援金や寄付金のご支援をいただきました。心より御礼申し上げます。
Amazonのコミュニティ活動

「災害救援活動」、「東日本大震災による被災地のほしい物リスト」、「クラウドによる支援」、「社員有志によるボランティア活動」、「NPO活動のために」といった事例の紹介があります。

「Smile Amazon」っていう、寄付商品販売の仕組みもあるみたいだけど、こちらも日本語版はないみたい…。僕だったら、毎回使うのになぁ。

まとめ

色々ウェブサイトを見ていて感じたのは、いろんなCSR活動をしているんだな、と。

あとは、CSR活動の本丸でもある「サプライチェーンマネジメント」をどこまで実施できるか、でしょうね。取引先企業(EC登録企業)は膨大な数があるわけだし、不誠実な売り主を排除したりする施策とか、なのかな。

Amazonは、AppleやFacebookなどと並び、世界有数の企業であり、何をしても注目を浴びるだけに、その影響力を行使し、社会を良くする活動に貢献してくれたらいいですよね。