社会貢献映画

食品企業のCSRとは何か?

9月21日(土)より、東京都写真美術館ホール(恵比寿ガーデンプレイス内)などで上映される、世界的な食料廃棄の信じがたい真実を描いた驚愕のドキュメンタリー映画「もったいない!」。

先日、日本における、食糧廃棄の社会問題についての記事「食品業界の暗黙CSRルールは、見直しできるのか? 「3分の1ルール」」を書きましたが、世界でも食糧廃棄は大きな社会問題となっています。

世界の一方では、食品が溢れ捨てられる。世界のもう一方では、食べる物がなく、日々の食事に困る人々。先進国では、食糧の半分近くは、食卓にのる前に廃棄されている、というデータもあります。

この映画では、NPO法人TABLE FOR TWO Internationalと共同で行われるプログラムがあり、映画『もったいない!』を劇場で鑑賞すると、既定の料金の映画チケット1枚につき20円が寄付金となって、TFTを通じて開発途上国の学校給食1食分として贈られるという新しい形の社会貢献プログラムでもあります。

いいですね〜。こういう動きはどんどん進めて行って欲しいです。

もったいない!:予告編


ドキュメンタリー映画「もったいない!」予告篇

ヨーロッパなどで、環境や社会問題に関する映画賞を複数受賞。そのクオリティは折り紙付きです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

食品を扱う企業は、予告編だけ見ても、色々想う所があるのではないでしょうか。

僕ら人間は、物を食べて生きています。これは世界中の誰もが同じです。

食糧廃棄を一度に減らすことはできませんが、せめて、自分の半径5メートルの生活圏から変えていきませんか?

毎年、EUでは約9,000万トン、日本では1,800万トンの食料が、人の口に入らず廃棄されている事実。

それだけの食料が先進国であまりながら、途上国などでは、餓鬼で死者が出るほど。

その中の数%でも、世界に分配できたら……。

日本の先進的な企業では、食糧廃棄を極限まで少なくしている所もあり素晴らしいと思う反面、他の企業はどうなのかと思うことがあります。

CSRとは何なのでしょうか。この10年で、何を解決できたのでしょうか。

ぜひ見に行ってみて下さい。僕も、見に行きます。多分。

この映画から生まれた書籍だそうです↓