業界CSR認定制度

先日、業界別CSR認定制度、印刷業界が一番乗り
という記事を読んだので立ち止まって考えてみる。

このオルタナの記事の前にTwitterで知っていたのですが、
改めて考えるとすごいことですよね。

認定制度が良い変わるかは別として、
チャレンジングな取組みではあります。

というわけでもメモを兼ねて、ちょっと考えてみましょう。

CSR認定制度

全国の中堅印刷業者で組織する全日本印刷工業組合連合会(全印工連、島村博之・会長、5418社加盟)は6月25日、「業界別CSR認定制度」を立ち上げ、第一期の認定企業40社を発表した。このような業界別のCSR認定制度は全国初といい、他の業界別団体や組合などにもプラスの影響を与えそうだ。
業界別CSR認定制度、印刷業界が一番乗り

例えば、ブラック的な要素も、小規模事業者特有の組織の要素も含む、
デザイン・クリエイティブ業界にはない動きでしょうね。

全国では横浜市やさいたま市、宇都宮市などが独自の「CSR認証制度」を相次いでスタートさせた。いずれも企業の地域貢献を促進することで、地域経済を活性化させるのが狙いだ。………今回の全印工連の取り組みは、自治体がCSRのヨコ展開とするなら、いわば業界のタテの展開だ。自治体と業界がそれぞれCSRを後押しすることで、これまで大企業がリードしてきた日本のCSRが、本格的に中小企業に拡大する好機になりそうだ。
(同サイトより引用)

業界団体を組織として考えると、トップダウン方式での浸透ですよね。
良くも悪くも、トップがドカーンとしないと、
ボトムアップでは難しいということでしょう。

何かを浸透させたい、ルールを作りたいと組織が考えた時に、
結局はトップの理解が重要だってことの1つの答えである気がします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

数多ある各業界団体が動いたら、
めちゃくちゃでかいインパクト出せるでしょうね。

でも実際大手が所属する業界団体だと、
利害関係もあり結局、中途半端で終わりそうな気もする。

よくある事例というわけではないので、今後のアクションに注目ですね。
印刷業を営む方は、一度ウェブサイトだけでも見てみてください。

全印工連CSR認定のご案内