社会貢献女子による女子のためのプロダクト!
今回ご紹介するのは、社会貢献女子による女子のためのプロダクト「Hana Girl」です。
Hana Girlとは、井関産業株式会社が展開する、
NPO法人ドリーム・ガールズ・プロジェクトとのコラボ・プロジェクト。
カワイイだけではなく、誰かのためになるアイテムを生み出すブランド、とのこと。
僕には似合わなそうなので購入はしませんが、
企業のCSRプロジェクトとして非常に興味深い事例です。
本業でのCSR
例えば、すでに企業活動を10年以上していて、
「どうやったら本業でCSRできるのか」と考える企業があったとします。
こういった企業(多分、多くの企業があてはまります)は、
今やっている事業展開の中で、その社会性を見出しアピールすると思います。
それはそれで非常に大切なことなのですが、
スタートがソーシャルビジネス(社会的課題解決にむけたビジネス)でないので、
インパクトや必然性という点で非常に難しい部分があります。
僕が常日頃から「CSRとは、R&Dでもある」と言っているように、
このHana Girlのように、新規ブランド、新規事業として、
新たな企業活動を始めるのも、“今後”「本業でCSR」になっていくと考えます。
社会企業と呼ばれる企業は、スタートからフォーカスしている視点がCSR的なので、
ことさら本業でCSRという必要はないと思います。
そうでない企業は今回の事例のように、
自社ブランドでの、ソーシャルビジネス展開も視野にいれると良いかもしれませんね。
本業でのCSRというと、
「社会貢献活動にビジネス要素を組み込むのか」、
「ビジネスに社会貢献要素を組み込むのか」という2つの視点も出てきます。
どちらが正解というわけではなく、
前者は社会起業家的思考で、後者は一般事業会社的思考かもしれません。
このあたりは、“手段”であり、目的ではないので、
言葉遊びになりすぎないよう、お気をつけ下さいな。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「カワイイは正義!」なんて言葉もありますが、
コーズ・ブランドというか、プロダクトの正義とはどこにあり、
そしてどのよう行使すべきなのかって所がポイントなようです。
ラブリー・キュートなプロダクトのため僕は購入しにくいですが(笑)、
バック、ポーチ、食器などの購入を検討されている方はぜひ、
ウェブサイトを覗いてみて下さい!