ソーシャルグットとは

ソーシャルグット。直訳すると、社会善です。
まったく意味がわかりません(笑)

最近、僕の中では、気になる用語No.1なのです。
どんな人がどんな定義をしているのか興味があり、
ちょいっと調べてみました。

何か、社会にイイ事なんだろうけど、
どのようなことを指すのか、
はたまたどんな事例があるのか。

詳細の解説をしているブログがあったので、
そちらから一部抜粋させていただきます。

ソーシャルグッド意味

最も多くの人々に、最善な方法で便益をもたらす事のできる
善業、もしくはサービス。
Social Goodの古い例としては、綺麗な空気や綺麗な水(を作り出すサービス)、
リテラシの向上などがある。加えて、例えば健康に関するサービスを
提供する事業者など、多くの経済人たちは、
彼ら自身の定義にSocial Good、
もしくはCommon Good(共通善)を含めている。

引用元|GOOD×Tech Blog

ふむふむ。何となくイメージはできました。
日本でも徐々に使われるようになってきているようです。
他の方の解説も紹介しましょう。

「Social Good」という言葉それ自体は
「社会的な善」という広い意味を持ちますが、
ウェブ業界で使われる場合は、
特に「ITの力で社会的な課題を解決する」
といった意味の言葉として使われます。

引用元|ITで社会問題を解決する、「ソーシャルグッド」の波を日本にも

なるほど、いわゆるIT系ではそういう意味なのですね。
僕もWeb制作には関わることも多いのでわかります。

でも、Webの場合は「手段と目的のメタファー」が起きやすいので、
何のためにWebを使うのかなどは、日々振り返ることも大切ですね。

他には海外情報も多い、
グッドアイデア厳選マガジン「グリーンズ」さんが、
一昨年くらいから使い始めているようです。
グリーンズ|greenz.jp

ソーシャルグットは海外事例?

色々な情報がありますが、
海外ほど、「ソーシャルグット」という文化は日本にはありません。

まぁ、カタカナ語っていうのは元来そういうものですけど。
日本でもソーシャルグットの波を広げよう!
と動き出している人が増えているのも事実。

僕も仲間たちとあるプロジェクトを企画中。
面白いソーシャルグットなプロジェクトになります。
詳細が決まり次第、ブログでもご報告いたします。

ソーシャルグットの本質は?

そうは言っても、ソーシャルグットも上辺だけで、
なんら社会へインパクトを残さない、
自己満足的社会貢献活動にもなってしまうこともあります。

ソーシャルグットもCSRも“負”の側面は語られにくい。
何か良いことをしていれば、他も良く見えてしまうもの。

でもそれはよくありませんね。
例えば、被災地支援。

本を送って、娯楽を提供しよう!となるのは、
とてもすばらしいことです。

でも、地方の街でも、本屋はほぼ必ずあります。
地元の本屋さんは大打撃です。
同じ本が無料か有料かだったら、無料がいいに決まっています。

そうやって、誰かのハッピーのために取った行動が、
地域経済など、他の誰かの損失につながることもある。

ソーシャルグットがグリーンウォッシュにならないように、
リテラシーを付けて、きちんと見極めたいところです。