CSRにおける、“関係性”
関係性のための情報発信。
つまり、商品・サービスを売るための情報提供ではなく、
情報を受け取る人と関係(ネットワーキング)を作るための、
情報発信のこと。最近、この関係性というのが
とても重要なのではないかと考えています。
というのも、NPOやCSR活動において、
「関係」をつなぐ・深める情報発信が必要なのは、
「伝えてもらう」ことが重要視されるからです。
社会的影響力(インパクト)を大きくするには、
直接情報が届く人々のみに影響を与えるだけでは難しく、
その情報を拡散してもらわなければなりません。
つまり、「伝えてもらう」ことができる、
仕組み・仕掛け・内容が必要なのです。
また、Webだけでなく、伝えたい人に一番伝えやすい方法を
選ばなければなりません。
情報発信の課題とブランディング
情報発信の実務には課題が多いようにも思います。
例えば、情報発信の方法がわからない、
発信する情報整理ができていない、担当がいない、
時間がない、リーダー以外できない、
重要性をそもそも認識していない、など。
しかしながら、課題は企業活動では当たり前にあります。
「誰に、何を伝え、何をしてもらいたいか」を
今一度考え直しましょう。
ただでさえ、情報が溢れる現代。
情報は受け取る側が、優先順位(重要度)を決める世界です。
このあたりはブランディング論にも通じる部分ですね。
ブランドとは「それがない場所でも語られるモノ」です。
人々の心に、意識に存在する無形の存在です。
情報発信の方法論を見直し、ブランディングにもつなげられると
効果が上がりやすいと考えています。
スローガンはズバリ、
「外に発信していく情報を自らが創りだし、自ら整理し発信する」
時間がなくとも、やり方は意識の仕方というのもありますしね。
御社のCSR関連サイト・冊子等は、
「伝えてもらえる」ことを意識し、
伝えたい人に伝わる内容・表現になっていますか?