ほっこり系の元祖!

煽るだけのCSR広告には共感できないという人。
僕はその中の1人です。

今回は無印良品のCSR広告をご紹介。

僕の制服(ジャケット、ワイシャツ、デニム)の多くは、
オーガニックコットンを使用した無印良品のものです。

そんな個人的な思い入れもありますが、
好きなクリエイティブの一つなので改めて考察してみました。

無印良品のCSR広告「人類は温暖か。」

ちなみに、過去のCSR広告は以下のリンクから。
CSRという単語を使わないけど、
無印良品の姿勢・理念が見事に表現されてます。

無印良品メッセージ2002ー2010

まとめ

いかがでしたでしょうか。

“温暖化”という社会的課題に言及していますが、
そこはコピーの作り方がうまいですよね。

良い子ぶっていないというか、
さりげなく、アパレル市場に“喝”を入れていますが、
変に煽ったりしていないのが僕は好きです。

日本のCSR広告というと、
環境問題のことばかり挙げられて、
見る人も“飽きた”感じはあると思うんです。

でも、無印っぽい、
なんかやさしい雰囲気が出せています。
シャレを上手に使っているからというのもあるでしょう。

やわらかいトーンのものはジワジワと心に響きます。
今でいうと、ロハス・エコ・オーガニックに反応する人なんかは、
特にこういうテイストが好きかも。

あなたの会社がCSR広告を作るとしたら、
どんなトーンになるか想像してみるのもいいかもしれませんね。

「人類は温暖か。」

ちなみに、無印は、寄付先の団体のインタビュー記事コンテンツもあります。
これは企業が寄付を募る上で非常に重要です。
そのあたりもキチっとこなしているところが、さすがです。

無印良品|社会貢献