年末のご挨拶

2025年もお世話になりました。あっという間の年末のご挨拶記事です。

2025年も色々ありました。所属学会では理事を拝命し研究と学会運営にも関わることになりました。大先輩たちと一緒によりよい社会づくりに貢献していきます。

構想から執筆まで3年近くかかりましたが、2026年3月に書籍を出版予定です。共同研究者の法政大学・北田先生には多大なるサポートをいただきました。感謝申し上げます。詳しくは後述します。

研究でいえば、9月より武蔵野大学サステナビリティ研究所の客員研究員に就任し、ゲスト講師などで大学院生へのフィードバックなども関わらせていただいています。こちらは、来年度より色々進み始めると思うので、また追ってご報告させていただきます。名実ともにサステナビリティ経営の専門家になるために、研究活動もコンサルティング業務と並行して進めていきます。コンサルティングのご相談は随時受け付けておりますのでよろしくお願いいたします!

研究者としての活動

2023年度からサステナビリティ領域の研究活動を本格的に始めて、2024年度より法政大学で客員研究員として活動をしています。サステナビリティコンサルティング業が日々の軸であるのは変わらないのですが、研究者として研究会の主宰や書籍執筆、理事として学会運営などを行い、現状では部分的にですが大学での教育活動にも携わっています。

本格的な研究活動を始めてまだ2年程度ですが、「実務」と「研究」という二つの視点が、双方の活動に良い意味で影響を与えています。研究における理論ベースの考え方が実務に役立ち、実務における課題やソリューション開発が理論を下支えする、という形です。15年近く実務しかしてこなかったので、研究活動における学びは非常に大きく、巡り巡ってコンサルティング先のお客様にそのノウハウ等を還元できています。逆に15年間の実務の活動があったから、研究の解像度も上がっているということもあるかもしれません。2026年も引き続き、サステナビリティコンサルティング業と研究活動を同時並行で進めていきます。

サステナビリティにおける社内浸透研究会

2025年も盛り上がった「サステナビリティにおける社内浸透研究会」。法政大学での研究プロジェクトとして、2024年4月よりこの研究会を主宰しています。現在230名以上のサステナビリティ推進担当者および研究者に参加いただいており、2026年も継続します。無料でご参加いただけますのでご興味ある方はぜひご参加ください。以下のページで詳細を確認しエントリーしてください。

>>法政大学|サステナビリティにおける社内浸透研究会

当研究会の研究成果として、2026年3月に書籍を発売予定です。日本初のサステナビリティにおける社内浸透の解説書になります。社内浸透といっても、単なるコミュニケーション施策の紹介だけではなく、サステナビリティ戦略をいかに実装するかという、サステナビリティ経営のど真ん中を調査した意欲作です。

自分で言うのもアレですが、50社以上のインタビュー、100名以上のアンケート回答など、未だかつて公開されてこなかった、多くの企業様の社内浸透活動と考察を取りまとめています。ご協力いただいた皆様に感謝するとともに、このノウハウが日本企業の大きなヒントになると信じています。

この、サステナビリティの社内浸透に課題を抱えるすべての企業の希望となるであろう本書は、2026年3月9日午後に行う公開シンポジウム(オンライン配信あり)でお披露目予定です。まずはスケジュール調整をお願いします。ご期待ください!

次回更新のお知らせ

次回の更新は「2026年1月5日(月)」を予定しています。毎年のことですが、新年1本目の記事として「サステナビリティ・トレンド解説」を予定しています。2026年もご贔屓によろしくお願いいたします。Xでは毎日最新サステナビリティ関連情報を投稿しているのでチェックしてください。それでは、良いお年を!

>>安藤光展|X @Mitsunobu3

サステナビリティ・コンサルタント
安藤光展