CSR問答珍道中
CSR問答珍道中。
今回はCSRに関する“あるあるツイート”をご紹介します。
ツイート(Twitterでの投稿)の主は、
CSRコンサルタントの泉貴嗣さん。
この人の、CSR問答(Q&A)がまた皮肉満載なくせに、
言っていることが本当に直球な所が面白いんです。
モバイルデバイスで見ると、うまく表示されない場合があります。
そんな人は、泉さんのTwitterを直接閲覧下さい
@hitogara
Q&A
Q:「SNSのおかげで、 #CSR や #ソーシャルビジネス のグッドプラクティスの”シェア”がとても簡単になりました。便利な時代だと思いませんか?」 A:「シェアしても、”実践”しなければ無意味では?」
— 泉貴嗣 (CSR猫)さん (@hitogara) 11月 25, 2012
Q:「自社の #CSR のグッドプラクティスを他社と共有すれば、よりソーシャルインパクトが増大するのでは?」 A:「自社のプレゼンスとソーシャルインパクトがトレードオフの関係にある場合、ミッションと財務基盤が脆弱な企業は、自社のプレゼンスの向上を選ぶでしょう」
— 泉貴嗣 (CSR猫)さん (@hitogara) 11月 24, 2012
Q:「 #CSR にはリスクマネジメントの機能があるとき聞きましたが、本当ですか?」 A:「原則的にはそうです。エンロンや林原の社会貢献活動は有名でしたが、これらには粉飾決算から目をそらす機能がありました。ただしCSRには決算内容自体を修正する機能はありません」
— 泉貴嗣 (CSR猫)さん (@hitogara) 11月 22, 2012
Q:「環境志向の #CSR のトレンドの一つとして、オーガニックな食品や化粧品のメーカーが増えています。喜ばしい事だと思いませんか?」 A:「そうですか。”オーガニック”とは”有機”の事で、”無毒”や”無害”を意味しないのでは?」
— 泉貴嗣 (CSR猫)さん (@hitogara) 11月 20, 2012
Q:「 #CSR 報告書を発行した企業が不祥事を起こした場合、同報告書に第三者コメントを付けた”有識者”はどのように責任を取りますか?」 A:「所詮経営に”無責任”で、口ばかりの第三者に責任を求める事自体が滑稽だと思いませんか?」
— 泉貴嗣 (CSR猫)さん (@hitogara) 11月 18, 2012
Q:「マーケティング会社として、高まるクライアントのニーズに応え、本格的にコーズマーケティングに取り組みたいのですが、どうすれば良いでしょうか?」 A:「他人の #CSR の手伝いをする前に、己のCSRを見つめ直してはいかがですか?」
— 泉貴嗣 (CSR猫)さん (@hitogara) 11月 15, 2012
Q:「当社では、スマホを組み合わせた電化製品により、エネルギー消費を抑えて利便性を両立し、人と環境に優しい製品開発に取り組んでいますが、これは #CSR 的ではないでしょうか?」 A:「素晴らしい取り組みですね。ですが、従業員には優しくできないのですか?」
— 泉貴嗣 (CSR猫)さん (@hitogara) 11月 9, 2012
Q:「 #CSR 報告書の活用法を教えて下さい」 A:「古紙回収の日に所定のゴミ捨て場に出してください。3Rの内、リサイクルが実現できます」
— 泉貴嗣 (CSR猫)さん (@hitogara) 11月 1, 2012
Q:「”ソーシャルインパクト”とはどういう意味ですか?」 A:「 #CSR 、 #ソーシャルビジネス 関係者が”コップの中の嵐”という表現の代わりに使う業界の符丁です」
— 泉貴嗣 (CSR猫)さん (@hitogara) 10月 30, 2012
Q:「就職活動で”御社の #CSR である社会貢献をやりたいです!”と言うと、必ず落とされます。何故でしょうか?」 A:「会社に貢献する前に会社のカネを使う話をして、一体どうする気だったのですか?」
— 泉貴嗣 (CSR猫)さん (@hitogara) 10月 27, 2012
まとめ
いかがでしたでしょうか。
泉さんのツイートは面白いですよねぇ。
CSRに大賛成!って人は多いけれども、
CSRなんてクソくらえだ!って言う人は少ないんですよ。
こういった忌憚ない意見にも思考を傾けながら、
いろんなCSR活動が実のあるものになればと思いました。
どこまで参考になるかわかりませんが、
ご参考までにどうぞ(笑)