赤い色が世界を、良い方向に変えていく
あなたは、“赤”色を見て、何を連想しますか?
今回はWFP(国連世界食料計画)というNGOのキャンペーンを紹介します。
同じベクトルで有名な活動には、「(PRODUCT)RED」がありますね。
レッドカップ・キャンペーンは「(PRODUCT)RED」の、
食バージョンとも言えるかもしれません。
必読:Apple社の社会貢献プロダクツから学ぶ、「(PRODUCT)RED」というストーリー
さて、そんなレッドカップ・キャンペーンに、
どんな企業が賛同しているか紹介します。
CSRで栄養と希望のおすそわけ「レッドカップ・キャンペーン」
現在参加しているのは以下の6社。
ファミリーマート
キユーピー
コイケヤ
日清食品
中村屋
プリマハム
2013年3月31日まで、という企業もありますが、
期間終了日を決めていない(明記がない)企業も多いです。
コーズマーケティング的側面もあるので、
寄付を何百〜何千万します、より出来高報酬の寄付なので、
企業の取組みは容易なのかもしれませんね。
CSRアクション
企業は主要ビジネス領域でCSR活動をすべき。
これはこのブログの読者の方なら、
なんとなくわかる理屈だと思います。
このキャンペーンには食にまつわるビジネスをしている企業が賛同しています。
過去6社、現在6社の合計12社です。
僕も消費者として、気付かずに買って、
このロゴをみて調べたことがあります。
自分たちだけで、世界の食料問題解決に動くことは100%無理です。
しかし、このような大きなキャンペーンに賛同し、
その一翼を担うことで貢献できることはたくさんあります。
このキャンペーンに参加しているからCSRは万全とはいきませんが、
顧客含めたステークホルダーの納得は得られると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
CSRで独自性を出す!という差別化戦略とは反対な部分もあります。
しかし、インパクト(社会的な影響)を考えれば、
業界を巻き込んだキャンペーンに賛同するのも重要なポイントです。
CSRとして何かコラボできないか考えている企業がありましたら、
選択肢の一つに入れてみるのはいかがでしょうか?