社会的課題解決はアイディアでする

あなたは、「画期的なアイディア」が欲しいと思いませんか?

今回は、フォルクスワーゲン/スウェーデンの、
環境に対する人々の意識や行動を変える、
アイデア募集コンテストの話し。

CSRというと難しい話しも多いけど、
オープンな活動にすることで思いもしない、
新しいアイディアが生まれるかもですよ〜。

The Speed Camera Lottery – The Fun Theory

VWの画期的CSRコンテスト

通常、道路に設置されたカメラは、スピード違反を取り締まるためにあるが、
このアイデアはそれを逆手にとったもの。

制限速度である30km/h以下で走行した車も撮影し、
この中から応募と同時にクイズに答え、クイズの回答者に賞金が当たるとしくみ。

これなんだよね。
ステークホルダー巻き込むのにも、
負荷が大きすぎたら、誰も参加してくれない。

そして、発想を「ジャンプ」させるポイント。
アイディアのイノベーション。
いや、アイディアがイノベーションを起こしてくれるのかな。

CSRは共感が大事といいますが、
Shared Value(価値の共有)が大切なんですよね。
ステークホルダーと一緒にCSRをしていく。
Shared ValueはCSRの一つの理想です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

最後に、アイディアコンテスト優勝者で、
ゲーム・デザイナーのKevin Richardson氏のコメントで締めくくります。

今まで成功したプロジェクトは、意外性のあるアイデアが元になったものが多い。これらのアイデアは、普段思いもつかないようなものだったりする。問題に焦点を当ててアイデアを考えるのではなく、その問題を解決するにどうしたらよいかというソリューションに目を向けることで、今までに考えもつかなかった解決策が生まれることがある。

参照:スウェーデン発:VWのアイデアコンテスト – 人々の意識や行動、そして社会を変えるアプローチ